シンガポールへの旅 その4

「マリーナ・ベイ・サンズ」にはカジノもあるので、中国本土からの観光客も多かったように思います。
中国人は話し声も大きいので、余計に目立つのかもしれません。
今回、日本人はほとんど見かけませんでした。

空中プールの写真を撮った後は、タクシーで「オーチャード・ロード」(日本の銀座のような通り)の高島屋ショッピングセンターへ。
この中に目当ての紀伊国屋書店が入っているはずです。
3階フロアに「KINOKUNIYA」があり、最初「思ったよりも小さいな」と感じたのですが、なんのなんの、奥に進めば進むほどそのデカさに驚かされました。

ぐるりと一周しても、まだ全容がつかめないぐらいの大きさでした。
アマゾンなどのインターネット書店が出現してからは、日本でも世界でも、もう超大型書店しか生き残れないのかもしれません。
逆に超大型書店というのは、本好きにとっては実に魅力があるのです。

私はフィクションが読めないので、小説コーナーはパス。
日本の書籍のコーナーや中国語の本もパス。
英語が難しかったり、本が分厚かったりするのもパス。
結局買ったのは、自己啓発の本(著者は「成功を導くアジアのトップコーチ」と書いてありました)とガイドブックと、例によって語学CDです。

今年中にシアトルへの一人旅を計画しているので、シアトルについて書かれた英語のガイドブックをすべて買いました。
4,5冊あったでしょうか。
欧米は日本から遠いし、一人で行く時はいつもプレッシャーを感じるのです。
ついでに言うと、アジアであっても社会主義国は何かしら緊張するのです。

ガイドブックは英語でも「努力感」なしに読めてしまえます。
必要ない箇所は読み飛ばせばいいわけですから「完読」せねばならないという重圧からも解放されます。
シアトルのガイドブックを事前にシッカリ読んで、旅の予習をしておこうと思います。
欧米への一人旅は「楽しみ」というより「修行」と言った方が当たっているような感じなのです。