バンクーバーへの旅 その3

日本でも変な時間に寝たり起きたりしているので、海外ではもっと変になります。
時差の関係で夜中に起きても、読書という習慣があるので、全く焦りません。
また個人旅行なので、次の日は何の予定もないことが多く、これも気楽な要因の一つ。
海外のホテルで一人でいる時、なぜか深夜に、大きな影響を受ける本を読むことか多いのです。

事前にバンクーバーの気温を調べて行ったのですが、最高気温が10度ぐらいとの情報を得ていました。
従って分厚いコートを日本から持って行ったのですが、現地では半袖の人も少なくなく、拍子抜けしました。
このコートは結局一度も着ることはありませんでした。
ただし船や馬車に乗っている時は、寒くてコートが欲しかったですね。

バンクーバーにいた2日間は快晴。
もうそれだけでもハッピーな気分になります。
バンクーバーはアジア系の人たちも少なくありません。
観光客にもたくさんいるし、お店によっては働いている人たちがみんなアジア系(たぶん中国系)というところもあります。
街を歩いていると、耳にする言葉は概(おおむ)ね英語ですが、中国語もよく耳にしました。

私の服装は紺のブレザーにノーネクタイで、靴はレザースニーカー。
この服装だとどこへでも入っていけ、また足がとても楽なので、どんどん歩いていけます。
ブレザーの胸のチーフを毎日変えると、自分でもオシャレな気分になってきます。

夜中の1時に起き、ひとしきりパソコン相手に仕事をし、眠くなってきたので朝の4時にベッドにもぐりこみ、次の起きたのが朝の8時。
かなりぐっすり寝た気がします。
食事をして、まず先に向かったのが、きのう目をつけていた大型書店。
3フロアあったのですが、1時間以上かけて1階から3階までじっくりと見ていきました。

結局買ったのは7冊。
すべて英語の本なのですが、どういう本を購入したかというと、まずは不動産投資の本が2冊。
そして何故かニューヨークのガイドブック。
またラブラドールについて書かれた本を1冊。
この本はシリーズになっていて、さまざまな種類の犬の本が出ていました。
英語で書かれたドイツ語学習の本が2冊。
そして英語で書かれた日本語のボキャブラリーの本が1冊。
この本で逆に英語の語彙を強化しようと思って購入しました。
これだけ買うと相当重いのです。
飛行機に乗って日本に帰らないといけないことを忘れ、あとさき考えずに買ったことをちょっと反省しましたが、仕方ありません。

重い本を持ってホテルの部屋にいったん帰り、ちょっとお昼寝。
2時間ほど寝て元気になったところで、カメラを持って海岸方面へ。
バンクーバーは海岸に沿って、いろんな施設やお店があり、気持ちのいい散策路が続いているのです。
1時間の湾内クルーズがあったので、船に乗り込みました。
それが終わり、しばらく歩くと今度は十数人が乗る2頭立ての馬車に乗り込みました。
今回の旅で自分の英語力が格段にアップしているのを感じましたが、この船と馬車でのガイドのアナウンスはほとんど理解できませんでした。

観光している間、これからはもう少し足腰を鍛え、上半身もビシッとさせようという気持ちが強くなりました。
こちらへ来てから読んだ本の影響もあるのです。
船に乗っている間も、馬車に乗っている間も「日本へ帰ったら、いつトレーニングの時間を取ろうか」をずっと考えておりました(結論は出ず)。