バンクーバーへの旅 その2

私は日本でもちょっと変わった時間帯で活動しているのですが、海外へ来ると時差があり、よけい変な生活になります。
きのうも現地時間で夜の9時半に寝たのですが、夜中の1時に目が覚めました。
絶好の仕事or読書タイムです。
パソコンを持って来ているので、どこででも仕事が出来るのはありがたいですね。

しかしながら2時間ほど集中して仕事をしていたら、途中クシャミと鼻水が止まらなくなってきたのです。
少し部屋の温度が寒かったのかもしれません。
カゼを引いたのです。
急いでお風呂を熱いお湯で満たし、汗が存分に出るまでジッと浸かりました。
瞬時にして風邪を引いたのですが、瞬時にして治すことが出来ました。

汗は引き続きダラダラとでるのでバスロープにくるまり、また机に向かいました。
実に効率的にひと仕事できました。
海外のホテルの部屋で、夜中に会社の仕事をしていたわけです。
こういうのは一人旅でないと、ちょっとできないですね
次の日に予定があると、気になって思いっきり仕事が出来ないし、一人部屋でないと他の人に迷惑をかけてしまいます。

この旅に来る前に、ウェブレッスンで“play it by ear” という言葉を教えてもらいました。
「足の向くまま、気の向くまま」現地で行動するといった意味ですが、今回この言葉を何回も使う機会がありました。
税関でも使ったし、ホテルのフロントでも使いました。
最初は「通じるのかなぁ」と思っていたのですが、どこででも完璧に通じました。

きのうの夜中目が覚めたついでに、ガイドブックにも目を通しました。
ガイドブックは日本で読んでいても全くピンとこないのです。
一度街をぶらついた後に読むと、実にスッキリと頭に入って来ます。
バンクーバー滞在は今日一日だけなので、しっかりと行動計画を練りました。
まずは昨日行った書店での本の購入。
しかる後に海に近いブロックを歩き回ろうと思います。
クルマを使っての観光は、ちょっと時間が足りません。

宝塚を出発し、バンクーバーに着くまでに12冊も本を読んだので、もう手元には7冊しかありません。
またもや夜中に目が覚めてホテルの部屋で本を読んだりすれば、帰りの飛行機の中で読む本がなくなってしまいます。
読書家にとって本がない状態は、金魚が空気が足りなくて口をパクパクしている状態と同じになります。
今日の書店で必ず本を何冊か買って来る必要があるのです。
ひょっとしたら、じっくりと英語の本を読む機会を、神様から与えられたのかもしれません。