経営方針を考える その4

新しく会社の事業を始める場合、もしくは事業をやめる場合、会社のトップである私の「ワクワク感」に従って決断したいと思っています。
トップがワクワクしないような事業は、やっても成功しないと思うからです。

話はちょっと変わるのですが「片づけ」の女性コンサルタントが家庭へ訪問し、片付けのお手伝いをすることがあるようです。
その時に家にある服を全部一ヶ所に集め、その服を見て「ワクワクするかどうか」で、残すか捨てるかの判断をするのだそうです。
私も実践してみたのですが、これはかなり有効な判断方法でした。
家の中がスッキリするし、残った服はみんな「ワクワク」なので、もうそれだけで元気が出てくるのです。
事業も同じように「ワクワク感」で選択していいのではないかと思うのです。

既存の不動産事業の戦略に関しては、残念ながらブログでは公開しにくく、新事業について考えてみたいと思います。
私がワクワク感を感じる「次の一手」は、「投資業」、「著述業」、そして「語学習得システム」です。
最初の「投資業」については不動産業と関連があるのですが、ほかの事業はほとんど白紙の状態から始めることになります。

投資は「不動産」と「株」。
それ以外のことにまで手を伸ばそうと思っても、勉強する時間が足りません。
不動産の世界には35年ほども足を突っ込んでいるので、大きな流れは分かっているつもりです。
不動産も15年ほどの間隔で市況が変わっていき、長くやっておれば相場の上がり下がりの状況を何度か経験することが出来ます。

ただし「相場」が立つ市場(地域)とそうでないところとがあり、東京などは間違いなく相場が立つ(思った時に売ることができる)のですが、地方都市の郊外などになると、一方的に値段が下がり、売りたいと思っても売れない場合が少なくありません。
つまり相場が立つ地域は、市況に沿って「上がり下がり」するのですが、相場が立たないところは「平成になってから、ずっと下がっている」のです。