橿原(かしはら)神宮

橿原神宮へお参りに行きました。
初代神武天皇が九州の高千穂から出陣し、この地で即位されました。
いわば日本国の原点ともいうべき所。

橿原神宮自体は明治になってから建立されたのですが、極めて誉れ高い地であることには変わりありません。
伝統的な神社へ行くと、いつもキリッとした清々(すがすが)しさが感じられます。
私はあまりよく分からないのですが、この地もパワースポットの一つであることは間違いがないでしょう。

伊勢神宮から持って帰らせていただいた神棚を、自宅と会社の両方に置いています。
朝晩「二礼二拍手」をその前で行っているのですが、やり続けていると柏手(かしわで)の音がよくなってきました。
神道は経典のようなものはほとんど持っておらず、言わば「二礼二拍手」の形式を連綿と引き継いでいるだけという不思議な宗教です。
しからばせめて「目の覚めるような柏手(かしわで)」を打とうと、毎日気を付けています。

天皇は男系のみで引き継がれているのですが、それがどういう意味かというと、神武天皇のY遺伝子を125代目の今上天皇(平成天皇)もお持ちだということなのです。
そこには現代人には分からない古代からの智恵が隠されているのかもしれません。
少なくとも二千年以上続いている仕組みは、まさしく「超・世界遺産」。
こんなに長く引き継がれている王家は、ほかの国のどこにも存在しません。