伊勢外宮ホテル「神泉」の中の「伊せ吟」

伊勢神宮への毎月の参拝は一人で行くことが多いのですが、こういったご馳走を一人だけで食べるのはちょっと寂しいし、間(ま)が持たないのです。
幸いこのレストランは半個室なので、ほかの人の目を気にしなくてすみます。
そこで私は料理が運ばれてくるまでの間、持ちこんだ新聞を読むことにしました。

新聞は「日経」、「日経産業」、「日経金融」、「日経流通」、「日刊工業新聞」、「ウォールストリートジャーナル」、「フィナンシャルタイムズ」と7紙も取っているので、ちょっと忙しくなると途端にたまってきてしまうのです。
新聞や本を持ちこむと、一人でも間が持たないということはなくなりました。
以前、本を持って行った時は、食事の間に2冊読んでしまったことがあります。

伊勢へ参拝に行ったあとは、帰ってきた時、いつも体重が増えています。
食事が美味しいからです。
伊勢神宮へ行った時は、おかげ横丁でブラブラしたり、ほかの観光地に足を延ばすといったことは全くありません。
ただひたすら外宮と内宮にあるお社を「二礼二拍手一礼」して回っていくだけです。

ハイライトは内宮と外宮での御垣内(みかきうち)参拝です。
御垣内は神道の結界で守られ、垣の外と内とでは明らかに空気の精妙さが違うと思うのですが、霊感に乏しい私にはあまりよく分かりません。
ただ「ポ〜ン、ポ〜ン」とよく響く二拍手ができた時はうれしいですね。

御垣内参拝の時に、いい位置で参拝させていただくことができるカードを持っているのですが、今回はそれを持って行くのを忘れてしまったのです(一瞬、頭の中が真っ白になりましたよ)。
でも新たに造営資金に献金させていただき、御垣内参拝を無事に済ますことができホッとしました。