ヨーロッパの話

海外旅行の極みの一つがヨーロッパであることは間違いがないと思います。
さまざまな国や都市の勃興があり、興味尽きない歴史を持っています。
中世の都市がそのまま残っているところなど、都市全体が美術館のようです(例えばフィレンツェプラハなど)。

ヨーロッパでは国境が変動するなど当たり前の話で、中には国自体が地図から消えてしまうことすらあります。
リゾート地や景観が美しいところに遊びに行く場合は別ですが、ヨーロッパへ行くときは、事前にシッカリ勉強していくに限ります。
知識があると、現地での感動量が違うのです。

日本にいると「英語は国際語」の認識がありますが、ヨーロッパでは英語は単に「イギリスの言葉」という捉(とら)え方をされていることが多いようです。
ヨーロッパでも田舎へ行くと、途端に英語が通じなくなります。
しかしながら最近は、旅行だけならパリでも英語だけで不自由しなくなったことも事実です。

幾たびも戦争があり、その動乱から富裕層がいかに財産を守ってきたかにも興味があります。
ヨーロッパのプライベートバンクには、そういったノウハウの蓄積があるに違いありません。
ユーロの行方(ゆくえ)も含め、欧州から目を離すわけにはいかないと思っています。