経営方針発表会 その5

事業を出来るだけシンプルなものにしたいと思います。
複雑なことを扱う能力がないからでもあります。
また余計な事業に手を出さないというのも、当社のような小さな会社にとっては大切なこと。
少数精鋭と言えば聞こえはいいのですが、実体は社長を始め少数凡々。
だからと言って、ていねいな仕事が出来ないかと言えば、そうでもないところが面白いところ。

今まで地域密着にこだわり、営業エリアを一歩も出ないことを守ってきたのですが、売買仲介についてはこのこだわりを外そうと思います。
どんな案件や物件に対しても、自由自在に対応できる姿勢でいきたいと思うのです。
エリア重視も案外自社の都合であって、顧客本位ではないのかもしれません。
宣伝の方法も「インターネット」と「現地看板」と「手まきチラシ」。
この3つでいいのではないかと思うのです。

賃貸管理の方は、あるフランチャイズに入会しました。
今まで自社のみで進化させてきたシステムが、ひょっとしたら「井の中の蛙」になっている可能性があります。
加盟によって、最先端のシステムや情報を吸収していきたいと思うのです。
特に「定期借家契約」は研究の価値があるように思います。
メリットは「不具合な入居者の排除」で、デメリットは「契約更新の煩わしさ」です。
これをどう使い勝手のいいシステムにしていくかが今後の課題です。

コインパーキングは、競争の激化で高収益事業ではなくなってきました。
しかしながら「ここにあって本当に助かる」駐車場を目指し、「明るく、きれいで、使いやすい」コインパーキングを今後も供給していきたいと思います。
当社のコインパーキング事業のビジネスモデルは「自社所有の自社運営」。
大手コインパーキング会社と差別化していかないと、到底太刀打ちできないことは十分わきまえています。