シンプル生活

仕事も勉強もするためには、まずは生活をシンプルにしなければいけません。
生活自体の整理整頓が必要なのです。
生活を朝型にすれば、勝手に生活がシンプルになっていきます。
日本古来の生き方はシンプルが基本。
神道の真髄は「ピュア」と「シンプル」だと思うのです。

最近のテレビは本当に詰まらないと思いますが、その詰まらないテレビに時間を取られていては、人生そのものが詰まらなくなってしまいます。
私もかつては晩酌にお酒を飲み、そのままゴロッと横になっては動けなくなり、ムダな時間をずいぶんたくさん使ってきてしまいました。
今は食事が終わったら、出来るだけ早く書斎に入ってしまうことにしています。
書斎にさえ入れば、勝手に「知的生活」への流れになります。

読書は知的生活のコアの部分。
つまり「人生の本筋」なのです。
これを捨てるわけにはいきません。
例え「余命1カ月」と言われても、私は読書をし続けると思います。
むしろ、より真剣に読書していくのではないでしょうか。
「余命1カ月」宣言を下されても続けていくものこそ「本筋中の本筋」と言えるのではないでしょうか。

昔から「飲む・打つ・買う」といった言葉があります。
これらはすべて人生の本筋から離れたものであると思うのです。
時間のムダだし、魂の向上には何ら役に立つものではありません。
ならばこういったものからは、出来るだけ離れた生活をする。
極力「人生の本筋」に沿ったものに時間を費やしていかないと、命は有限。
人間の死亡率は何と100%なのです。