語学の勉強方法

香港の書店であまり読みたい本が見つからなかったので(本屋自体があまり見つからないのですが)、ドイツ語と中国語の学習CDを買いました。
パッケージは英語で書いてあったので、英語による開設でドイツ語や中国語が学べると思ったからです。
家へ帰ってから、それぞれのCDを聞いてみると、予想以上に両方とも極めて優れモノでした。

特に中国語の方は、音楽を取り入れて中国語のリズムを取得させるという、日本の語学学習ではあまり見られないやり方で、けっこうご機嫌なのです。
語学学習といえば「努力感の塊」のようなところがありますが、私はそのCDをお風呂に持ち込み「楽しんで」います。

ドイツ語の方もお風呂の中でかけっぱなしにしています。
10分ほど集中して聴いているかと思えば、もう他のことを考え出し、全然CDを聴かなくなります。
しばらくすると、またCDの方に意識が行き出し、3〜5分ほど耳がCDの方に向かうという具合です。

CDに集中しなければならないと思うと負担なのですが、自然のままにCDをかけ流す方法は、案外いいのではないかと感じています。
聞いていようが聞いていまいが、CDをかけっぱなしにするというやり方は、私にとってはちょっと画期的な発見に値します。

要は「語学の勉強をしよう!」などという意識は全くなく、単にCDを楽しんでいるだけ。
それでいいと思うのです。
「努力感」のあるものは、長続きしないのです。
長続きさせるには「過程をいかに楽しむか」が一番大切。
結果が大切な試験勉強は苦しいけれど、過程を楽しむ勉強はルンルンなのです。

お風呂ダイエットでは最低30分湯船に入っていなければ、汗が出て体重が減らないのですが、その間にCDを楽しめるとなれば、一挙両得であります。
「英語で中国語を学ぶ」や将来「ドイツ語でフランス語を学ぶ」などをするならば、両方の言葉の勉強になります。
しかも何とも言えぬ面白さがあります。