講演の予定が2つほどあります。
10年ほど前にパワーポイントをパソコン教室で勉強して以来、パワーポイントを使って講演をしています。
パワーポイントのいいところは、準備を完璧に整えて講演に臨むことが出来ること。
逆に欠点はアドリブが効きにくいことです。
今回講演分のパワーポイントは、今8割ぐらい完成しているのですが、3年ほど前に作ったパワーポイントを参考までに見てみると、やはり内容がだいぶ違ってきていました。
この3年間、学ぶことが多かったと言えるかもしれません。
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講演にはプレッシャーがあります。
「プレッシャー」の意味は「約束の時間に絶対その場所に行かなければならない」ことなのです。
講演会なのだから、もし講師が現われなかったら、どうしようもないわけです。
自分が講演会のお世話をしたことも少なくないのですが、講演会の前に講師の姿を見ると、とりあえずホッとします。
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パワーポイントを使って講演をする前は、聞いている人の表情もよく分かり、特に顔が前を向いているかどうかで、聞いている人にとって面白い話かそうでないかがすぐに分かりました。
全員の顔がこちらを向き、熱意をもって見つめられている時は、話す方も非常にノッてきます。
そういう時の講演の、終わった後の充実感は最高です。
ところがパワーポイントを使って講演をした時は、あまりこの充実感を感じないのです。
むしろ落ち込むことの方が多いのはなぜでしょう?
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若いころ講演をしたときに、時間よりも随分早く用意していた内容を話し終えてしまい、壇上でうろたえた経験があります。
今でも一種のトラウマになっており、それ以来、十分すぎる内容を用意して臨むようにしています。
仮に1時間半の講演だと、パワーポイントの入力にその10倍の15時間を要します。
私個人的には、派手に講師を引き受けていくよりも、コツコツと文章を書いていく方が性に合っているように思います。
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いま微熱がありシンドイのですが、先日の定休日にゆっくりと休みを取らず、パワーポイントの入力をやった疲れも原因だと思います。
ちょっとくらい無理をしても大丈夫だと思っていても、体は正直で、あとでキッチリ熱が出ます。
95歳まで現役で働くのだから、ゆっくりマイペースでモノゴトを進めていこうと思います。