英語の本を読みたいと思っても、何を読んだらいいのかよく分かりません。
日本語の本ならば「この人が出した本は全部読む」という著者が30人ぐらいいます。
中にはもう既に500冊ぐらいの本を出している人も5人ぐらいいます。
私の地下書庫には、そういった本が全部収納されています(むろん全部読みました)。
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英語圏の著者だと「この人の本は全部読む」が、今のところゼロなのです。
だから海外の書店に入っても、ウロウロするだけで何も買えないことも少なくありません。
もちろんコチラの語学能力の問題もあるわけですが、読む力を養うには「たくさん読む」しか方法はないわけです。
「読まないから読めない」し、「読めないから読まない」でもあるのです。
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長谷川慶太郎さんは太平洋戦争が終わった次の日から「どうして日本が負けたのだろう?」を知るために軍事の勉強を始めたと言います。
軍事の勉強をしているうちにドイツ語をマスター。
ドイツ語を勉強してから軍事の勉強を始めたわけではないのです。
語学は何かに活用するために学ぶのであって、何に活用するのか分からずに勉強しなければならないのは、ちょっと苦しい。
だから学生時代の語学の勉強はあまり面白くないのでしょう。
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英語では何の本を読んだらいいのか分からなかった私ですが、最近興味を持って読み進めることが出来る分野を見つけました。
それは「旅行」です。
日本語でも『地球の歩き方シリーズ』を始め、さまざまな種類のガイドブックが出ていますが、英語で読むと格別。
ガイドブックは文字通り「ガイドする」わけですから、基本的には分かり易い文章。
私の英語能力でもスラスラ読めていきます。
しかも面白い。
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フィクションが読めれば、英語でももっと読む範囲が広がるのでしょうが、私は日本語でもフィクションは読めないのです。
『Ann of Green Gables(赤毛のアン)』は読み始めてから1年ぐらいかかっていますが、まだ半分ぐらい。
その間に旅行の本は10冊ぐらい読みました。
旅行のほかに語学の分野もやっていけそうです。
英語で書いた「ドイツ語ではこう言う」的な本は、けっこう興味を持って読めそうです。
生涯6カ国語ぐらいをマスターするつもりなのですが、次の言語からは英語で勉強していきたいと思っています。