『駅前不動産店の経営戦略』(出口和生・週刊住宅新聞社・1,575円)が出ました。
『週刊住宅新聞』に週一回コラムを書いているのですが、そこからこの本が生まれました。
私は人生の第3ステージを「知的生活」を中心に持っていこうと思っているのですが、本を書くというのは知的生活の最たるものだと思います。
したがって「本を読む」・「本を書く」に今後ますます力を入れていきたいと思っています。
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文章を書く生活をしだしてから、まわりや時代の動きへの観察力が鋭くなりました。
メモはいつも持参しています。
メモ魔に近いほうではないかと思います。
毎月資金繰りに追いかけられているようでは、落ち着いて「知的生活」に没頭できません。
従ってそういった意味でも、きちんとした「累積経営」を築いていかなければならないわけです。
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文章を書くのはかなりのエネルギーがいります。
ましてや本を書くのはヘトヘト作業。
何度も何度も文章を読みなおすのは大変な労力を要します。
本が出た頃には読む気にならないという著者も多いのではないでしょうか。
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しかしながら、こうして1冊の本が出来上がると、何ともいえない充実感を感じます。
「売れればもっといいな」とも思います。
不動産業のほうも、手を抜くわけにはいきません。
ITを中心とした新産業革命に突入し「あれよあれよ」という間に大変革期を迎えたと思ったら、今度は「100年に一度の経済危機」という滅多にないチャンスに遭遇したわけです。
ある意味ではひじょうに面白い時代になってきたと思っています。
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このチャンスを活かすために、誰が何と言おうと徹底的に働こうと思います。
働くの意味は仕事と勉強と奉仕。
「勤勉は世界を救う」のです。