時間の使い方を見直す

自分の納得できる生き方をするためには仕事と勉強は不可欠。
そのためには「まとまった時間」がどうしても必要となります。
最小単位としては、やはり1時間半ぐらいでしょうか。
まとまった時間をついつい細切れにしてしまう愚は避けたいと思うのです。
せっかく1時間半の時間が確保できているのに、パソコンなどをいじっていると、あっという間にその半分ぐらいの時間を消費してしまったりすることがあります。
それで何か残っているかといえば、何も残っていない。
ハッキリ言って時間のムダです。

今まで何となく習慣でこなしてきたことも、見直そうと思っています。
以前に会社でたくさん取っていた新聞を2誌だけに減らしたことがありましたが、何の問題もありませんでした。
本当は日本経済新聞だけにすればいいのですが、新聞折り込みの不動産チラシを取るために全国誌をもう一誌取っているというわけです。

同じ伝で今度は定期購読している雑誌も見直そうと思っています。
雑誌を読んでいると、知らぬうちに時間が取られてしまうのです。
むろん有効な記事もあるわけですが、時間対効用からいけば、時間の方がもったいないような気がしてきました。
雑誌を読む時間を読書の方に回したいと思うのです。
日経ビジネス」は日本で一番いい雑誌だと思うので、これは継続。
英語の「TIME」や「NEWS WEEK」や「The Economist」も、英語の勉強になるのと、世界的な視野が広がるという意味で継続。
あとの雑誌は更新時が来たら、一度やめてみようと思うのです。

長谷川慶太郎さんの本に「麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい」というのがありますが、確かにこれらにのめり込むと時間がなくなってしまうのです。
私の周辺を見ても、本を書く人でゴルフをする人はいません。
ある程度社交性を犠牲にしないと、いい仕事は出来ないのかもしれません。

本をたくさん読んでいくと、物事の本質が見えてくるようです。
世界一の投資家のウォーレン・バフェットは1日6時間本を読んでいるといいます。
読書と思考が経済の先を見通す力を与えてくれるのでしょう。
また本を読んでいる人は覇道ではなく、正道を歩むようになるようです。
だからアコギな儲け方はしません。
たまに上場企業でも倫理的な欠如による事件や事故を起こすことがありますが、たぶんその企業の人たちは本を読んでいないのだと思います。

今回は「雑誌をやめて」時間を作ろうとしているわけですが、今までの慣習のまま、何も考えないで時間のムダを続けていることが、ほかにもあるに違いありません。
自分の今までの生活を反省しながら「人生の本筋」に打ち込んでいける態勢に変革していこうと考えています。