2.『町工場強さの理由』.(梅原勝彦・日本実業出版社・1,400円)AA

12歳から職人として働き、超優秀な町工場を作り上げた著者。
読後感としては「製造業は技術に尽きる」ということ。
むろんその「技術」の中には「高品質・短納期・適正価格」が含まれています。
腕利きの職人だった著者は、2度ほど新しい機械に衝撃を受けています。
その衝撃は今まで職人として培ってきた技能をすべて吹き飛ばしてしまうような大きなもの。
しかしその都度、逆に高価なその機械を購入し、社内で技術革新を成し遂げてしまいます。
いくら優秀でも変化しなければ生き残れないということも学びました。