「未来」を持っている人は魅力があります。
過去のことばかりを懐かしんだり、ふたこと目には「もう年だから」と言ったりする人に魅力を感じるでしょうか。
未来は「“魅”来」です。
未来を持つ人には「魅力が来る」のです。
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ある団塊の世代の女性とお話しました。
この方は新体操で大きな功績があり、オリンピック選手も育成されています。
これだけの実績を持っているのだから、後は「楽隠居」してもだれも文句は言いません。
しかしこの人にはまだまだ夢があるのです。
超優秀な選手を育てることはもちろん、ジュニアや普通の成人用の健康体操も普及させていきたいとのこと。
「いつまで頑張っていきますか？」との質問には「人には天から与えられた役割があると思う。その役割を果たすまで頑張ります」との答え。
こういう人には、自分が何か協力することがないかどうかを思わず考えてしまいます。
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真剣に生きていると、年を重ねるごとに自分と世の中が、だんだんと分かってきます。
しかし分かってきたと思ったら、もう還暦が近づいている。
ふつうなら停年。
これではまともな仕事が出来ないではないですか。
だからこそ95歳までバリバリの現役で働きたいと思うのです。
そうすると55歳の私は今から40年。
結構世の中が分かってきてからの、この40年は大きい。
内容の濃さから言えば、それまでの40年間の10倍は優にあります。
天才は短い期間でも立派な仕事が出来ますが、凡人が圧倒的仕事量をこなすためには時間がかかるのです。
未来を持った、魅力を持った、やる気満々の人たちと影響を与え合って、圧倒的仕事量をこなしていきたいと思うのです。
「貴人」には尊い人という意味のほかに、「その人と出会ったおかげで、人生が変わった」人を指すこともあるそうです。
自分がほかの人にとって貴人となれるぐらい精進していきたいものです。
