生活シンプル革命

何度もこのブログで書いているのですが「生活シンプル革命」をしないと、やりたいことができないのです。
毎日ルーティンワークに追われていては、結局何も残らないと思うのです。
ピーター・ドラッガーは「自分が何に時間を使っているかを計ってみるべきだ」と述べています。
会社で一生懸命コストダウンを考えるだけではなく、自分のムダな時間コストもカットしていくべきなのです。

知的生活には、ある程度のまとまった時間が必要です。
渡部昇一先生にとっては、この「まとまった時間」とは6時間を指すそうですが、私の場合は4時間。
会社のデスクワークでも4時間あれば、たいていのことはこなせてしまいます。
若い頃は夜一人会社でデスクワークをすることが多かったのですが、やはり集中した4時間の力は大きかったように思います。

夜7時から11時までとか、朝4時半から8時半までとか、深夜でも早朝でもどちらでもいいのですが、一人で仕事に集中していると、自分がいつのまにか「無」になり、「仕事が仕事をしている状態」になります。
一種の禅の境地です。
そんな時間をどれだけ持っているかが、知的生活人の値打ちを決めることになると思うのです。

朝食をどうするかを、いろいろと試行錯誤してきました。
「朝ごはんを抜く」はカノンとの散歩の後、すぐに会社の掃除に入るため、おながが空き過ぎ、どうも具合良くありません。
「腹がへっては戦ができぬ」は真実です。
肉体労働のみならず、デスクワークの場合でもおなかが空き過ぎると気力が湧かないのです。

次に「しっかりと朝食をとる」を試みたのですが、これには2つの欠陥がありました。
まずは40分ぐらい朝食等に時間が取られ、出社時間が遅くなるのです。
経験した人には分かっていただけると思うのですが、朝7時までに出社するのと7時以降では、気分が全然違うのです。
気持ちよさと言い換えてもいいかもしれません。

もう一つの欠点は、体重が増えて困ること。
朝、昼、晩と食事を取ると、あれよあれよという間に体重の危険水域を軽く超えてしまうのです。
体重を落とすのに、またまた余分な時間を費やさなければなりません。
「朝ごはんシッカリ」は体重的にも、時間的にも具合が悪いことに、1カ月かけてやっと気が付きました。

一昨日あたりから、朝リンゴを会社に持っていき、会社で食べるようにしています。
これなら食べ過ぎるということもないし、おなかも空きません。
しかも家での朝食で時間を取られることもなく、朝6時半ごろには出社することができます。
こんなちょっとした工夫の積み重ねで「生活シンプル革命」を起こそうとしています。