1年後のわが社

「1年後のわが社」を考えてみたいと思います。
今まで「3年後」が多かったのですが、だんだんと理想の会社形態に近づいてきているのを実感し、ズバリ1年後を考えます。
将来のわが社を書いているうちに、毎回新しいインスピレーションを得ます。
だから何度考えてもムダではありません。

「超優秀な家内企業」をコンセプトにしてから、本当にその方向へ向かって、いろいろな現象が起き出しました。
まず社員数が減ったこと。
リストラなどしていないのに、勝手に少なくなるのです。
多かったときと比べると、3分の1。
当初はさすがにバタバタしましたが(今もしていますが)、これを乗り越えると落ち着くと思います。
ただパートが1人必要かもしれません。

当社の事業は3つ。
「賃貸管理」と「売買仲介」と「コインパーキング」。
あとは一切カットしようと思います。
保険事業も中止することにしました。
賃貸管理周辺事業といわれる、さまざまな商品の取り扱いも一切やめます。

賃貸管理には賃貸住宅と駐車場の2つの種類が含まれます。
今までは別々のスタッフが担当していたのですが、考えてみれば商品的には違うけれど、同じシステムで運用できるわけです。
契約業務と、あとの集金管理。
ソフト部分は全く同じなのです。

賃貸住宅に付随する故障の受付や修理、あるいは退去チェックなどはすべてアウトソーシング
賃貸管理は「建物管理」と「集金管理」、すなわちハードとソフトに分かれるわけですが、ハードもソフトも極力アウトソーシングする方向で工夫しています。

また今回「Tシステム」を導入し、「集金管理」自体もアウトソーシングすることになりました。
一言で言えば「集金管理」の入り口から出口まですべてお任せ。
ただし以前から使っている「自動振込システム」や「滞納保証システム」はそのまま継続します。

賃貸業務は仲介と管理に分かれるのですが、どちらに軸足を乗せるかといえば、当社の場合圧倒的に後者。
管理に特化し、客付け業務もアウトソーシングしてもいいと思っています。

ではそれだけアウトソーシングして、コアとして残る部分は何か?
オーナーとの繋がりと、それぞれのアウトソーシングを活用するコーディネート力ではないかと思います。

売買仲介は徐々にエリアを店近に絞っていきたいと思っています。
店近分譲マンションの仲介に特化するという方向も考えられます。
またコインパーキング用地の購入業務という仕事もあります。
安定した売上部門にするため、知恵を絞りたいと思います。

コインパーキング事業は、自社所有での運営を中心に行います。
1年後までに4カ所の新規オープンが一つのメド(目標だと高値買いも考えられるので、目標にはしません)。
ただ「土地借上げ方式」や「既存物件の売却」や「投資用コインパーキングの開発」など、極力柔軟に対処していくつもりです。
今はすべて自社でやっている「集金業務」もアウトソーシングする時期がやってくるかもしれません。
いずれにせよ、ポイントは「目利き」と「情報収集」。
ここだけは絶対にハズさないようにしようと思っています。