実は「野守」は番人のことを指すのではなく、「国魂の神」のことを指しているのです。
また「袖振る」とは、魂を呼ぶ仕草のこと。
従ってこの歌の真の意味は「朝の光さす聖なる野で、国魂の神は見たのでしょうか。あなたが招魂受霊式で袖を振るお姿を」となるのです。