この硬い内容を一見相聞歌(恋の歌)風に歌ってみせたところに、額田王の技量がみてとれるのです。
また大海人皇子は自分を国魂の神に擬して、紫の服を着た女性たちの美しさを返歌として歌いました。
恋の歌ではなく、神事に関する歌。
でも恋の歌だと思い込んでいるほうが楽しいかも。