2007-04-27から1日間の記事一覧

私の友人が仕事でよく中国へ行きます。 行くたびごとに空気が悪くなっていると言います。 空気も体制もいつまで持つのやら。 中国は良くも悪くも目の離せない国ではあります。

中国人の民度の低さも気になります。 中国人の中には行列が出来ない人がたくさんいます。 列に並んでいても平気で割り込んできます。 こういう国が世界のリーダーなどになろうものなら大変だという、私自身の個人的嫌悪感もあります。

2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博ぐらいまでは、何とか国を保っていけるかもしれませんが、その後は疑問です。 私は4つか5つの国に分裂するのではないかという気がしています。

中国は様様な矛盾を、経済成長のスピードで持って乗り越えてきているという感がします。 沿岸部と内陸部の、同じ国とは思えないほどの格差。 役人の汚職や不正。 無視できない暴動の数。 公害垂れ流しの環境の悪化。 特に水が危険です。

中国の軍事勢力が発言力を強めてきた時は危険です。 中国国内での経済勢力、政治勢力、軍事勢力が、どのようにパワーを持っていくのかが、大きな問題となります。 いわば経済と政治と軍事間の戦いでもあるのです。

中国の政治家の権力闘争は、それはそれは凄まじく、日本の政治家が太刀打ちできるものではありません。 中国とは経済的なお付き合いに留(とど)め、無理やり政治的な接近を図らなくてもいいように思います。

経済的な取引は、お互いに利益になるかどうかであって、相手を非難しても何の得にもなりません。 だから中国の経済的な勢力が力を得る時は、日中関係は上手くいくのです。 訒小平の時代がそうでした。

中国が反日を唱える時は、多分に国内向けのポーズが多く、権力争いの一環とも言えます。 中国の国内問題なのだから放っておけばいいものを、日本のマスコミは中国の反日キャンペーンに簡単に乗っかかってしまいます。 日本の“反日”政治家も同じこと。

中国にも経済面、政治面、軍事面といろいろな顔があります。 経済が前面に出てくると日中友好ですし、共産国家の政治面が強くなるとギクシャクします。 軍事面が出てくると最悪です。

経済はマジメに生産や販売をしなければ信用が生まれず、いい加減なことをしていると、一度は通用しますが、二度と取引が出来なくなります。 経済はボーダレスでインターナショナルです。 仮に国際的に共通の法律を作るとしたら、商法が一番手っ取り早いと思…

日本の貿易最大国

中国が遂に日本との貿易最大国になりました。 今までのように、低賃金を活用した生産拠点としての取り組みだけでなく、消費国としても存在感も高まっています。