たのしい「神たび」

自宅から伊勢神宮へクルマで行くのに、ナビだと2時間半ですが、私の運転だと休憩が多いので、3時間半ほどみておかなければなりません。

 

日帰りしようと思えばできる微妙な距離ですが、外宮・内宮を回ったあとはシャワーを浴びて着替えたいという気持ちもあります。

 

そこで日帰りでも宿泊でも、どちらでもいけるように、料金の安いビジネスホテルを予約することが多くなりました。

 

実際にビジネスホテルを利用してみると、それなりに便利なことが多く、気に入っています。

 

一流のシティホテルだと、ホテル内はキチンとしたカッコをしなければなりませんが、ビジネスホテルだとカジュアルな服装でいいので楽なのです。

 

宿泊の職人さんたちはみんな作業着のままなので、私がビーチサンダルでペタペタ歩いていても全然違和感はありません。

 

ホテル内の自販機へビールを買いに行ったり、大浴場へ行ったりするのに、いちいち靴下を履いて革靴で行くのは面倒なのです。

 

1人でホテルの部屋の机に向かうと、もうそれだけで「知的空間」が生まれ、知的作業がはかどります。

 

極めて贅沢な空間と時間が持てるわけです。

 

今回の伊勢への往復の「車勉」で聴いたCDは6枚。

 

経営が3枚、経済が1枚、時事問題が1枚、そして語学が1枚です。

 

語学のCDは海外で買ってきたもので、ドイツ語での解説による、歌で英語学習をするという実に楽しいものでした。

 

ちなみに題名は「Englisch mit Musik(音楽で英語を)」です。

『神社へ行って、運気を上げよう!』

待望の本が出ました。

 

題名は『神社へ行って、運気を上げよう!』(出口和生著・明日香出版社・1500円税別)です。

 

神社に参拝に行きだしてから、明らかに自分の運気が向上していることに気がついたのが、この本を出す動機になっています。

 

今まで何冊か本を出したことがあるのですが、今回初めて満足のいく本となりました。

 

出版社や編集の方たちとの相性も良く、写真もいっぱい入れ、オールカラーとなりました。

 

出版業界はいい加減な人が多いのですが(わが不動産業界より明らかに「だらしない」と思います)、今回はいい人たちとの出会いがあり、すべてがスッスと進んで行きました。

 

不動産の契約でも最初に揉(も)めると、最後まで「ややこしい」ことが少なくなく、逆にうまくいく契約は最初から最後までスムーズに事が運びます。

 

そういう意味でも今回の出版は私の経験上ベストでした。

 

肝心の原稿の方も、ゴールデンウィークと夏休みの2回に集中しただけで、無事できあがりました。

 

私はプロの神職でもなく、また学者でもありません。

 

逆に言うと、何物にもとらわれず自由自在にものが言える立場にあるわけです。

 

前半は私の「神道観」を思いのたけ書き、後半は実際に足を運んだ十数社の神社の写真も載せ、一種の旅行ガイドのようにもなりました。

 

今回の本を書いているあいだ、勝手に自分の限界を作っていた「心のバリア」に気がついたのも大きな収穫でした。

 

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羽織袴で参拝

いつものように伊勢神宮に参拝していると「きちんと羽織袴で朝に参拝しなさい」といった神さまのメッセージがあったような気がしました。

 

羽織袴を着ようと思うと、ホテルの部屋で早朝から準備しなければなりません。

 

何年か前に羽織袴の着方を大阪へ習いに行き、そのあとも別の方に何回か教えてもらって、やっと自分で着ることができるようになるのに、10回ぐらいのレッスンが必要でした。

 

女の人の着付けはもっと複雑で大変だと思います。

 

羽織袴を着るのに1時間は余裕をみていないと、焦ると途中でわからなり、途方に暮れた経験が何度もあります。

 

羽織袴は腰のところでポコッと山をこしらえ、それがカッコいいところでもあるのですが、クルマに乗るには適していません。

 

コロナ以降、伊勢神宮の正式参拝の時間が朝8時半からとなり、その時間から外宮・内宮を回ろうとすると、どうしてもホテルのチェックアウトの時間(10時や11時)に間に合わなくなってしまいます。

 

羽織袴だと早く歩けないのでなおさらです。

 

せっかく1泊で伊勢神宮に行っているのに、朝の正式参拝なしに帰ってくるという状態が続いていました。

 

しかし追加料金を支払えば、ホテルのチェックアウトの時間を延長してもらえることを知りました。

 

来年前半のホテルの予約もすべて完了していたのですが「羽織袴を着て参拝する」方針に沿った予約に組み替えました。

 

羽織袴は簡単にクリーニングというわけにはいかず、着ることができるのは寒い時期の間だけです。

 

羽織袴での参拝となると、急に「大事業」になってしまうのですが、ちょっと頑張ってみようと思うのです。

旅の予定を決める

今年中はもうパンパンに予定が入っており、新しい予定を入れ込むのは難しいのです。

 

そこで「行きたいところ」や「やりたいこと」は来年の手帳に書き込んでいくことになるのですが、旅行や出張などは日程やホテルのことなどを考えると、計画立案にかなり時間がかかります。

 

昨日も夕方5時ごろから夜9時まで、ホテルの部屋で来年の予定をひたすら考えていました。

 

家だとこれだけ落ち着いて考えるのは難しく、ホテルという「非日常性」を存分に活用しました。

 

ホテルでもテレビを見ないのは一緒です。

 

私は「クルマ旅」の「1人旅」なので、新幹線や飛行機などの予約のことを考えなくてすむし、だれかと予定をすり合わせなくてもいいので助かります。

 

ホテルの予約も最近はネットがあるので夜中でもできてしまえ、手帳とパソコンさえあれが「いつでも」「どこでも」旅の予定を決めてしまえます。

 

会社経営をずっとやっていたので、30代や40代や50代の頃は会社のことが気になって仕方がありませんでした。

 

また2日以上会社を留守にしてしまうことに罪悪感のようなものもありました。

 

会社を小さくしたおかげで、ホイホイと旅の予定を決めていけるのは幸せそのものです。

 

来年4月までに14回の旅や出張の予定が決まっています。

 

東京ビッグサイトでの展示会見学だったり、コインランドリーの視察だったり、神社参拝だったりします。

 

一方、月250冊の読破も目指しています。

 

もう年なんかいっている暇がないのです。

伊勢神宮参拝

平成25年(2013年)から伊勢神宮に毎月参拝に行っているのですが、交通手段や宿泊方法はいろいろと変化しています。

 

今はクルマで行き、1泊するというのが基本パターンですが、電車を乗り継いで行ったこともあったし、日帰りの場合もありました。

 

コロナのために伊勢神宮自体が閉鎖されるということはなかったのですが、参拝時間が制限されたり、周辺の駐車場が閉鎖されたりし、そうなると動きが非常に取りにくくなり、なかなかの「難行苦行」でした。

 

今も「御垣内(みかきうち)参拝」と呼ばれる正式参拝が朝8時半からに制限されていて(以前は夜が明けたらO.K.でした)、ホテルのチェックアウトとの関係で、早朝の御垣内参拝はできていません(外宮・内宮と回ると2時間かかります)。

 

伊勢神宮は朝と昼とでは、雰囲気がガラリと変わり、参拝する「客層」もかなり違ってきます。

 

伊勢神宮の正式参拝にはドレスコードがあり、多くの人たちは黒の礼服を着用します。

 

もちろん紺やグレーのスーツでもいいのですが、黒の礼服には「位負け」するのです。

 

羽織袴で参拝したことがあったのですが、このときは「圧勝」でした。

 

「羽織袴での早朝の御垣内参拝」こそ神宮参拝の真骨頂だと思っているのですが、コロナ後は実現できていません。

 

ネックとなっているホテルのチェックアウトの時間を延ばせないかを、ビジネスホテルに聞いたところ「1時間1,000円の追加料金でO.K.」との返事をいただき、あっさり問題が解決してしまいました。

 

「羽織袴での早朝の御垣内参拝」実現のために、伊勢に家を建てようかとまで考えていたので助かりました。

 

ということで、この冬は「羽織袴・早朝・正式参拝」が実現できそうです。

驚愕の暗黒史

教科書にも載っていないし、学校でも全く習わなかったことに、ポルトガル奴隷商人によって、戦国時代、多くの日本人が海外に連れ去られ、奴隷として売られたという事実があります。

 

これはキリシタン宣教師もかかわっており、それを知り怒った秀吉は伴天連追放令を出しました。

 

当時スペインはフィリピンを植民地としており、またポルトガルマカオを拠点として活動していました。

 

あの時バテレンを追放しなければ、やがてポルトガルやスペインの軍隊がやって来て、九州のキリシタン大名の領地を足掛かりに、日本が植民地化された可能性も否定できません。

 

ヨーロッパ諸国はまずは宣教師を派遣し、現地の情報を取得し、また現地人を懐柔して、やがて植民地を作るという手法を取っていたからです。

 

逆にポルトガル人たちがやってきたのが、日本の軍事力が強かった戦国時代でよかったかもしれません。

 

もしお公家さんたちが政権を取っているような時代だと、なすすべもなく植民地化されていったに違いありません。

中国のトップ大学に清華大学北京大学とがあります。

 

精華大学が理科系で、北京大学が文科系で最高レベルと言われています。

 

その精華大学はアメリカの資金でつくられました。

 

これは善意でも何でもなく、実は「賠償金」なのです。

 

義和団事件の際、こともあろうに西太后アメリカ兵にレイプされ、この問題解決を日本の外交官が依頼され、結局「中国の青少年のために」という名目で精華大学がつくられたという次第なのです。

 

 

旅の予定

私の手帳は「5年手帳」で、来年が最後の年になります。

 

毎月の伊勢神宮参拝を含めると、来年すでに20ほどの旅の予定を入れました。

 

クルマ旅なので新幹線や飛行機の予約が不要で、ホテルの予約を入れるだけでいいので気が楽です。

 

「ひとり旅・クルマ旅」をしていると、段々と要領も分かってきて、ノウハウもたまってきます。

 

その一つに「旅館には泊まらない」というのがあります。

 

旅館の部屋にはデスクもなく、Wi-Fiも通じていないところがあり、私のような仕事道楽の人間には不便この上ありません。

 

たとえ高級旅館であっても、食事の時間を決められているとクルマ旅にはプレッシャーです。

 

また基本は2人予約で、1人旅だと予約すら受け付けてもらえないことが少なくありません。

 

山の中の神社や、地方都市のコインランドリーを回ることがあり、そうすると人口が10万人を切る街に宿泊することがあります。

 

そんなところにも、ビジネスホテルが結構あることを知りました。

 

名の通ったビジネスホテルチェーンだと、一定以上のレベルで安心です。

 

価格もリーゾナブルで、こちらもそれほどの期待をしていないので、案外満足できるのです。

 

先日、旅行用に持ち運びしやすい体重計を購入しました。

 

旅行中の食事は変則なので、体重をチェックしておかないと大幅に太って帰ってきたりするからです。

 

「旅先では美味しいものを食べるべきだ」という思い込みを捨てると、より旅が自由になることも知りました。

 

もうすぐ2日かけて鹿児島まで行き、鹿児島神宮霧島神宮への参拝の予定があります。

 

今年最後の長期旅行。今からワクワクです。