続けることが一番大事

「会社は大きくしなければならない」という思い込みを捨ててから、ひじょうに気持ちが楽になりました。

 

大きくならないかわりに安定してきました。

 

スピードは速くないのですが、じっくりと成長もしています。

 

ほかにも変な思い込みに囚われていることが少なくなく、例えば私の場合「語学を勉強するからには上手くならなければならない」というのがありました。

 

一見マトモそうに聞こえるのですが、ビジネスで英語や中国語が必然である人以外、この考え方では長続きしないのです。

 

英語にチャレンジして何度も挫折している人は世の中にいっぱいいますが、すべては「成果が自分の期待度を下回っている」現実に耐えられないのが、その原因だと思うのです。

 

私も「いま覚えたことを30秒後にはスッカリ忘れている」現実があるのですが、そんなことは気にせず、とにかく続けていくことが大事なのだと気がつきました。

 

語学専門家になるわけではないのだから「なんちゃって語学」でいいのではないかという「悟り」を開いたわけです(開き直りとも言いますが)。

 

語学を勉強していて「進歩しなければならない」と考えると苦しくて続かなくなります。

 

とにかく毎日1時間ずつ続けていくだけでいいと思えるようになりました(そして続けています)。

 

最も大切なのは「毎日の1時間の勉強をいかに楽しむか」ということだったのです。

 

次の旅の計画

先日、九州からの旅から帰って来たばかりなのに、また猛烈に行きたくなりました。

 

神社の中には「神さまから呼ばれないと行けない」という所もあるようですが、まさに呼ばれているような感じです。

 

前回は鵜戸神宮宮崎神宮を訪問したのですが、それぞれのご祭神は、天照大神からみて5代目と6代目。

 

3代目と4代目の神宮が鹿児島にあるのです。

 

即ち霧島神宮鹿児島神宮

 

夜にガイドブックと地図を見ながら、ネットのナビでクルマでの時間を計り、宿泊エリアを決めていきました。

 

ホテル探しも結構大変なのです。

 

豪華なご馳走がついた高級旅館もあるのですが、1人だと泊まれなかったり、食事の時間が決まっていたりして、私のような1人旅・クルマ旅には適さないことがあります。

 

かといって還暦過ぎて、ボロボロのホテルに泊まるのも嫌です。

 

鹿児島まで一直線で行くのは私の体力ではムリなので、前回と同じように、往復とも途中の宇部で1泊することにしました。

 

宇部で泊まったホテルは、夕食、朝食ともバイキング形式で、バイキングは1人旅の人間にはとても重宝なのです。

 

1人でも「間が持たない」ということがないし、好きなものが食べられるし、時間の節約にもなります。

 

鹿児島でのホテルは「ホテル京セラ」を予約しました。

 

そう言えば京セラ創業者の稲盛和夫さんは鹿児島出身でしたね。

 

クルマ旅なので交通機関の予約が不要で、ホテルさえ予約すれば準備完了です。

 

とは言え、すべて完了するのに3時間ほどもかかりました。

12年間書き続けています。

2009年5月7日から1日も休まず、12年間連続でブログを書いています。

 

ブログを1つ書くのに1時間ほどかかるので、膨大な時間(累計4,400時間ほど)を費やしていることになります。

 

私は「95歳までバリバリの現役で頑張る」宣言をしているのですが、現役である限り、やはりブログは書き続けるべきかもしれないと思っています。

 

変な話ですが、ブログを書くことによって「自分が何を考えているのか」や「何がしたいのか」が分かったりするのです。

 

それにブログは私の唯一の情報発信の場でもあります。

 

会社経営などしていると、人から誉められる機会なんて滅多にありません。

 

「人から認められたい」気持ちが高じて、同業者団体や準公的団体の役員をやってみたりします。

 

ひどい場合は選挙に出たり、そこまでいかなくても選挙応援を懸命にやってみたりすることがあります。

 

会社の社長がそういったことに興味を持ち出すと、経営に赤信号が灯(とも)るわけです。

 

幸い、ブログを書いて会社を倒産させたという話はあまり聞かないし、ブログというアウトプットによって、案外、そういった自己顕示欲をうまく昇華させているかもしれないという気がしてきました。

 

このブログから本が3,4冊出ました。

 

今度、神社の本を書くのですが、日ごろブログで書き溜めた神社の話が大いに参考になっており、イチからだと到底本は書けないと思います。

 

 

 

1日4時間の勉強タイム

自分の欠点というのはいくつもあるのですが、それを考えるのも面倒くさいし、また考えたところであまり意味がないような気がします。

 

逆に長所を徹底的に伸ばしていく方が、よほど成長への糧になるし、そうすると欠点すら単なる「個性」となってしまうことが多いことも知っています。

 

「自分の長所は何だろう?」と考えたとき、やはり1日4時間の勉強を続けていることが一番の武器になっているように感じるし、また自信にもつながっていることは間違いがありません。

 

受験生はともかく、社会人で1日4時間勉強している人は滅多にいないような気がします。

 

私も若い頃はそうだったのですが、仕事に一生懸命で、もうそれだけでヘトヘトになり、とても勉強どころではありませんでした。

 

「これではいけない。勉強しよう!!」と思い立ってから、実際に勉強に取りかかるまでに、なんと20年ほどもかかりました。

 

午後6時半から1時間オンライン・レッスンで語学を勉強しています。

 

その語学も例えば英語1本に集中すればスゴイのでしょうが、私の場合飽きてしまうので、英語のほかにドイツ語とフランス語と中国語をも並行して勉強しています。

 

そうすると、それぞれの言語はせいぜい週1回程度の学習になってしまい、私はこれを「なんちゃって語学」と呼んでいます。

 

夕食のあとで3時間の読書タイムを設けており、このおかげで年間2,400冊の本が読めるようになりました。

節税は経営者の責務

「節税のことを考える暇があるなら、儲ける方に知恵を絞れ!」という話を昔に聞き、私もそんなもんだと思っていました。

 

次に続くのが「税金払わんで道を歩くな」といった言葉です。

 

しかしながら私も40年間ほど中小企業を経営してきたのですが、いくら知恵を絞っても収入増の方は限界があるのです。

 

市況の良し悪しがモロに影響し、自分の力だけでは何ともしがたいことも事実です。

 

それに売上が上がったからと言って、キャッシュが会社に残るとは限りません。

 

一方、支出のコントロールは自分の意思でできるし、キャッシュが出ていくのを防ぐ効果は大きいのです。

 

大企業の法定税率は23.2%ですが、実行税負担率は9.67%とのことで、ずいぶん少なくなっています。

 

これはどういうことかと言うと、大企業には節税に携わる部署があり、優秀な人材が仕事として真剣に取り組んでいるということでもあります。

 

これに対し中小企業は、法定税率は15%なのに、実行税負担率は23.45%と、高くなってしまっているのです。

 

多分これは経営者に節税への関心がなく、社長が数字に弱いということを示しているのではないでしょうか。

 

キャッシュを外部に出さない節税がベストですが、これをもっと研究してみるべきだと思うのです。

 

神社の本

神社(神道)の本を出そうと思い立ち、今その準備を進めています。

 

自分自身が参拝を続けているうちに、明らかに豊かで幸せになっていったという実感があり、日本の神々の手足となって神道を普及させたいという願いがあります。

 

本を書くにあたり、やるべきことは2つ。

 

本を読むことと、神社を訪れることです。

 

神社と言っても全国に8万社あり、有名な大きな神社に絞って取材をしていくのが賢明です。

 

私は神社を訪れるにあたり、ご祭神を重視しています。

 

どんな神さまが祭られているかによって、神社の雰囲気も違い、効用も違ってくるからです。

 

面白いことに日本の神様には得意分野があり、願いに合った神さまを選ばなければなりません。

 

例えば病気治療に、軍事や経済の神様の所へお祈りに行っても、ちょっとピントが外れているのです。

 

日本には女神さまがたくさんおられ、また魅力的な神さまが多いのです。

 

宝塚歌劇ではないけれど、ファンになった神さまの「追っかけ」をしたい心境です。

 

天照大神は一番エライ神さまだし、宗像(むなかた)三姉妹や木花咲耶姫コノハナサクヤひめ)は超美人と言われています(誰が見たのだろう?)

 

神功皇后は「オキナガタラシひめ」とも呼ばれるのですが、女性なのに軍神と言われてもおかしくない存在です。

 

現にプロ野球ソフトバンクは毎年、神功皇后が祭られている「筥崎宮(はこざきぐう)」に参拝に行き、よく優勝しています。

 

自分も働く、不動産も働く

アメリカ人(特にエリート)などは、若い頃にムチャクチャ働いて稼ぎ、できるだけ早くリタイアするのが理想のようです。

 

が、私はそのような生き方には、どうも賛同しかねるところがありました。

 

ソニーの取締役だった人が書いていましたが、リタイアしたアメリカ人ビジネスマンに久々に会ってみたら、みんな鬱(うつ)になっていたとのことです。

 

アダムとイブは禁断の木の実を食べた「罰」として働かなくてはならなくなりましたが、わが国では天照大神(アマテラスおおみかみ)ご自身が機(はた)を織って働いておられました。

 

一生涯、健康で働けるのが理想の人生だと思うのです。

 

が、生活のために働かねばならないのは、ちょっとツラいのです。

 

不労所得の元をつくり、お金の心配をしなくていいようにして、楽しみながら働き続けたいものです。

 

私の場合は(不動産屋だったということもあり)不動産で不労所得の元をつくりましたが、「自分も働く、不動産にも働いてもらう」ことに多少成功しました。

 

「成功」といっても40年ほどかかっています。

 

不労所得づくりは時間も味方にしないと、なかなかうまくいかないのも事実です。