アメリカ人(特にエリート)などは、若い頃にムチャクチャ働いて稼ぎ、できるだけ早くリタイアするのが理想のようです。
が、私はそのような生き方には、どうも賛同しかねるところがありました。
ソニーの取締役だった人が書いていましたが、リタイアしたアメリカ人ビジネスマンに久々に会ってみたら、みんな鬱(うつ)になっていたとのことです。
アダムとイブは禁断の木の実を食べた「罰」として働かなくてはならなくなりましたが、わが国では天照大神(アマテラスおおみかみ)ご自身が機(はた)を織って働いておられました。
一生涯、健康で働けるのが理想の人生だと思うのです。
が、生活のために働かねばならないのは、ちょっとツラいのです。
不労所得の元をつくり、お金の心配をしなくていいようにして、楽しみながら働き続けたいものです。
私の場合は(不動産屋だったということもあり)不動産で不労所得の元をつくりましたが、「自分も働く、不動産にも働いてもらう」ことに多少成功しました。
「成功」といっても40年ほどかかっています。
不労所得づくりは時間も味方にしないと、なかなかうまくいかないのも事実です。