いつもと違う伊勢参拝 その2(写真特集・外宮編)

いつもは写真を撮っている余裕は全くないのですが、今回は(コロナの影響で)正式参拝ができなかった分、写真をを撮ってきました。

今は朝6時から参拝できるのですが、開門前はこんな木の柵が置いてあるだけなのですね。

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外宮の入り口。最初の鳥居です。

毎回、身が引き締まる思いで、ここをくぐっていきます。

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外宮の正宮。豊受大神の和魂がお祭りされています。

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20年ごとに左右の敷地に交互に建物が建てられます。

20年後にはまたこちらの敷地が使われます。

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同じく豊受大神の荒魂。活動のエネルギーがいただけます。

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御井神社。横の小道を入っていく場所にあるので、初めての参拝だと見落とすと思います。

水の神様、井戸の神様です。

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元々この地を収めておられた神様。ふつう神社は南向きに建てられますが、このお社は東を向いています。

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風の神様。元寇の時の活躍で格が上がり、こちらに祀られるようになったそうです。

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こちらが説明の立て札。ご夫妻の神さまです。

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外宮の敷地内にお稲荷さんがあるとはとは全く知りませんでした。

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伊勢神宮によく行かれる方でも、この風景はあまりご存じないのでは?

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同じく外宮での風景。

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外宮の敷地の中にある、このお社を知っている人もまずいないはず。

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私もお社のお名前もご祭神も存じ上げません。

ここも隣に同じ大きさの敷地があるので、20年に1度建て替えられるのでしょう。

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外宮から少し歩いた場所に、ツクヨミの命をお祀りしているお社があります。

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こちらも125社のうちの1つです。

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いつもとは違う伊勢参拝 その1

毎月、伊勢神宮に参拝に行っているのですが、今回は定宿にしているホテルがコロナで閉鎖中。

そのホテルには多分80カ月ぐらい連続で宿泊していると思うのですが、急きょ、別のホテルを予約しました。

そこは新しいホテルなのでキレイだし、駐車場もホテルのすぐ横にあり便利です。

ただしホテルにはレストランがついておらず、私は参拝が終わったあと、ファミリー・レストランで食事をしてからチェックインしました。

ファミリー・レストランでの食事の注文は、テーブルに備え付けられているパネルで行うのですが、これは初めての経験で、たまにはこういったレストランにも行かないと、時代に取り残されそうです。

ソフトドリンクは飲み放題だし、午後3時という中途半端な時間に行っても普通に食事ができるし、それなりに美味しいし、1人で行っても居心地は悪くないし、価格もリーゾナブルだし、コロナに負けずに普通に営業しているし、もういいことづくめでありました。

さてホテルの方ですが、思っていた以上に部屋が広く、デスクも知的作業がバッチリできるぐらいの十分な大きさがありました(私にとってはこれが一番重要)。

電話で予約した時は、実に頼りない男性スタッフが対応してくれ、不快感はなかったのですが、今まで接したホテルのスタッフの中では最低レベルでした。

従ってホテルに期待をほとんどしていなかった分、満足度はひじょうに高かったのです。

ひょっとしたらホテルの作戦?(笑)

伊勢神宮は外宮も内宮も周辺駐車場はすべて閉鎖しており、これにはかなり困りました。

こういう時こそ信仰が大切なのに、電車やバスを乗り継いで行く方がコロナの危険が増すように思います。

私は伊勢と東京の旅をセットで毎回行っていたのですが、今回を機に、これを分けようと思います。

伊勢は信仰、東京は勉強と、少しニュアンスが違い、着ていく服装も全然別(伊勢は正装、東京はスマート・カジュアル)なので、荷造りが大変だという理由もあります。

 

会社を大きくするリスク

50年ほど前にボーリングブームが沸き起こり、それにつられてボーリング場がアチコチに建てられました。

ちょっと広めの遊休地を持っていた会社が「副業」でボーリング場を始めた例もあったように思います。

日曜日など「3時間待ち」などという現象が垣間見られたのですが、いつの間にかブームがしぼみ、あとには人が来ないボーリング場だけが取り残されました。

今回の民泊ブームやホテルブームも同じような現象です(まさかこれほど早く苦境が来るとは思いもしませんでしたが)。

ホテルはともかく、民泊あたりだと我が社でも手が出せる範囲の事業なので「やらなくてよかった」と、いま改めて胸をなでおろしているところです。

ホテル業を営んでいる知人の会社が民事再生法を申請しました。

創業者でもある社長は、学生時代からスキーバスをチャーターするなどの事業をしてきて、就職せずに今の会社を立ち上げ、拡大してきました。

仕事が途轍(とてつ)もなくデキたわけで、事業に打ち込み、人柄もよく、少なくとも放漫経営ではなかったように思います。

そうなるとやはり一番大きな「敗因」は160億円もの借入れと、1,000名もの社員を抱える莫大な固定費に尽きると思われます。

会社を大きくしたいというのは事業家の本能のようなものですが、仕事の楽しさ自体は小さな会社でも十分に味わうことができます。

たった1人の会社(厳密に言うともう1人女性事務員さんがいます)で、海外のブランドホテルを別府に呼び込み、設計やゼネコンなどすべてをコーディネイトとして、開業まで持っていった人を知っています。

この会社(というか、個人事務所)は「どでかい」仕事をしているのに、ノーリスクで潰れようがないのです。

ちなみにこれだけ不動産関係の仕事をこなしてきているのに、この人が買った不動産は自宅だけなのだそうです。

いろんな転換期

海外旅行に行きたくても行けないので「次はどこに行こうか?」などと迷わなくてすみます。

人との交流ができないので「井の中の蛙で大丈夫か?」と悩まなくてすみます。

今できることに集中するのみです。

コロナ特別休暇やゴールデンウィークの間も、やっていることはいつもと変わらず、ダレたり、飽きたりすることは全くありませんでした。

私は仕事でも普段から人と接することがほとんどなく、また屋外での作業が多く、マスクをする機会すらありません。

売上はかなり減っていますが、無借金だし、会社も小さいので、何とかやっていけそうな気がしています。

いつになったら自粛を解除するとかいった「アフター・コロナ」の考え方だと、このままズルズルといき、たぶん日本経済は持たないと思います。

「ウィズ・コロナ」でどうやっていくかの発想に転換しないと次への展望は見えません。

政府や行政を当てにせず、自分たちの力で繁栄発展していく気概を持ちたいものです。

こんな折に、ずっと以前に発注していた新車が届きました(もっと遅れると思っていたのに)。

なぜ新しいクルマを購入したのかの事情は省略しますが、結論から言うと大正解でした。

前のクルマよりも一回り大きくなり「こんな大きなクルマを運転できるんかいな?」と心配していたのですが杞憂でした。

フラットな後部座席でユッタリ寝られるし、着替えのスペースも十分あります。

要はこのクルマで遠出ができるということであります。

神道や歴史の本は何百冊も読んでいるので、実際に神社や史跡をめぐっていきたいと思っていました。

特に日本史などは興味を持つとネタに尽きることがなく、人生に退屈することがありません。

読書、また楽しからずや

本はたくさん読んでいるのですが、全く読む気にならない本があります。

それは字が細かい本。

ならば最初から買わなければいいではないかということなのですが、ネットで注文することが多いので、本が届くまで分からないのです。

最近の本は字が比較的大きくなり、また行間をたっぷり空けることが多くなりました。

そんな本は速読がしやすく(内容はともかく)私は大好きです。

また私の場合、縦書きの方が横書きよりもずっと速く読めます。

横書きには「語学」や「理数系」の本が多く、横書きの本を読む時はリラックスして読書するというよりも、机に向かって勉強するといった感が強くなります。

しかしながら最近、横書きの本に対しても速読(と言うか、手抜きの読み方)の要領がつかめ、机に向かって何冊も読んで(読み飛ばして)いくことができるようになりました。

先日から、今までツンドクになっていた「決算」、「財務」、「会計」などの本を片っ端から読み進めています。

そうすると“やっぱり”何かしら分かってくることがあるのです。

そういう種類の本を読んでいると、どうしても自社の財務や経理のことが頭に浮かび、本に目は通しているのだけれど、頭の中は本から浮かんだアイデアがグルグルと駆け回っていることがあります。

これはセミナーを聞いている時にもよく起こる現象で、そんな時は気にせず、そのままどんどん読み進めていけばいいと思っています。

著者の中には面白い人たちがいて、私も触発されることが多いのです。

例えば『会社四季報』が出版されるたびに(年に4回出ます)、1週間かけて最初から最後まで全部読むという人がいます(厚さが10cmぐらいあるので、きっと難行苦行でしょう)。

またビジネスマン(IT企業の取締役)だけど、決算書を読むのが趣味だという人もおり、今まで何千ものB/S・P/Lに目を通してきたとのことであります。

 

ユーチューブでお勉強

「polyglot(ポリグロット)」とは多言語修得者のことですが、将来、それらの人たちの仲間入りをし、その集会に出てみようという、新しい目標ができました。

あるポリグロットは、2年で1つの言語を集中してマスターしてしまい、2年ごとに新しい言葉を1つずつ増やしていくのだそうです。

ポリグロットは7,8カ国語以上をマスターしている人がほとんどで、私のように日本語を含めて5か国語だと、ちょっと肩身が狭い気もしますが、ワクワクする目標になりそうです。

私は「NHKラジオ英会話」を20年間聞き続けたのですが、その時の実力はイマイチでした。

自分の英会話能力がグンと伸びたのは、英会話スクールに行きだしてからです。

「社会人の語学学習にはお金を使うべし」との思いは、その時の経験から来ています。

「語学は相性のいい先生から教わらないと上達しない」というのも、私自身の経験則の1つです。

先生との相性が悪いと、結局続かないのです。

いまオンラインレッスンで英語とドイツ語とフランス語と中国語を勉強しているのですが、毎回予約する「お気に入り」の先生はすべて美人です。

私自身は意識していないつもりなのですが、こう美人ばかりだと、偶然にしてはおかしいという気もします。

元々が美人なのに笑顔を絶やさないという先生も多く、語学学習へのモチベーション・アップに大いに貢献しています。

「外国語をマスターするには、ネイティブの彼女を作れ」などと言われていますが、もうそうなると語学上達にカネとオンナがからんできて「ややこしい」ことこのうえないわけです。

最近、語学学習に向いた、極めて質の高いユーチューブがいっぱいあるということに気がつきました。

そうなると無料だし、あとは意欲だけの問題となります。

 

 

夢のハワイ、そしてその先

海外旅行には今まで111回行きました。

どうしてそんなに時間が取れ、お金やエネルギーがあったのかは、自分でもちょっと不思議です。

海外への旅は、楽しみというより勉強のために行く気持ちが強かったので、必然的に一人旅が多かったのです。

最初は当然慣れていないので、どうしたらいいのか分からないことだらけで、海外でのいろんな場面で試行錯誤を繰り返していました(海外でのピンチや失敗ほど、あとになれば印象深い思い出になることが少なくないのも不思議です)。

ヨーロッパへ1人で行く時などは(あまりの心細さに)「出発の日までに何らかの理由ができて、行けなくなったらいいなあ」なんてことを思ったりしたこともあります。

今はコロナ騒動で海外旅行に行きたくても行けないのですが、その分「国内の『神たび』に気持ちが集中できていいかもしれない」とポジティブに捉(とら)えています。

いずれにせよ、次の海外旅行までには、語学力を格段にアップしておきたいと考えています。

一人旅はパッケージの団体旅行と比べると、その濃さは5倍以上あると思いますが、最近は“やっぱり”誰かと一緒の方が気が楽で、旅行本来の楽しさにひかれます。

言葉のニュアンス的には、一人で行くのが「旅」で、何人かで行くのが「旅行」という感じがしないでもありません。

頑張って働いて、年に1回ぐらいはファミリーで(3家族で孫も含む)、アジアの都市に行きたいと願っています。

何年か後には「夢のハワイ」へ向かい、もう少し先には(孫たちも大きくなるので)ヨーロッパも「あり」かもしれません。