9月の伊勢から東京クルマ旅 その1

伊勢神宮の参拝では通常、外宮を回ってから内宮へ向かうように決められています。

正式参拝だと礼服でなければいけないので、砂利の上を革靴で2時間以上歩くことになり、なかなか大変なのです。

夏の間も礼服を着用するので、礼服が汗でズッシリと重くなります。

初日の午後と、2日目の早朝の2回参拝するので、夏の間、私は黒の礼服と濃紺のスーツの2着を持っていきます。

伊勢から東京に向かう時は、東京で着るブレザーなども持っていくわけで、もうそれだけでクルマ以外の移動は考えられなくなります。

201310月にあった式年遷宮に”たまたま”ご縁で参加させていただき、それ以降(6年間)1回も欠かさず毎月参拝しています。

病気になったり、災害があったり、経済的な余裕がなくなったり、あるいは家族の具合が悪くなったりすれば当然行けないわけで、当たり前のように行けていること自体が奇跡だと思っています。

宿泊するホテルが1年前から予約できるので、1年前から参拝の日が決まっているということになります。

従って当日の天気までは予想がつかず、今まで台風のド真ん中での参拝が2回あります。

1年前から参拝を手帳に記帳しているからこそ、毎回確実に行けるのであって、そうでなければ仕事や用事にかこつけて、ついつい先延ばしにしているに違いありません。

内宮ができて2,000年、外宮ができて1,500年経ちます。

これだけの長い期間、数多くの人たちが参拝してきたわけで、「何もない」わけがないと思うのです。

 

歴史を見逃すな!

自分が生きている間でも、後世、歴史の教科書に載るという出来事がいくつか起きています。

ぼうっとしていて、それらに何の関心もなく過ごしてしまったということもいくつかありました。

小学生や中学生の頃の出来事だと、見過ごしてしまっても仕方がないのかもしれませんが、社会人になってからのことはシッカリ把握しておくべきです。

1989年日本はバブルの絶頂期でした。

私はお金儲けに忙しく、日本や海外で起こる出来事にあまり気を留めている暇がありませんでした。

1989年の64日に天安門事件が起こりました。

また同じ1989119日にベルリンの壁が崩壊しています。

この2つともどう考えても大事件なのに、私はほとんどスルーしていました。

ちなみに日本では1989年に昭和天皇手塚治虫美空ひばりと各界の超一流の人たちが亡くなっています。

消費税もこの年から始まり(最初は3%)、偶然かどうかわかりませんが、それ以降、あれほど輝いていた日本経済はガタガタに崩れていきました。

ということは消費税をやめれば、また日本経済は復活するのではないかと、私などつい考えてしまうのですが…。

1990年にドイツが統一されました。

1991年には湾岸戦争が起こり、また同年ソ連が解体となります。

湾岸戦争(の空爆)が始まったその日、私は東京にいたことをハッキリと覚えています。

その前後から日本経済が底の見えない泥沼に陥っていったのも記憶しています(わが社も苦境に陥りました)。

1993年にEUが成立。

2001年9月11日にニューヨークで航空機テロが起こっています。

 

行くべき方向

95歳までバリバリの現役で頑張る」というのは私のキャッチフレーズのようなものですが、実際に90歳代になった時に、見かけも90才では話になりません。

例え実年齢が95才でも、せめて見かけは70代前半でなければ具合が悪いのです。

その人の見かけと能力は正比例していて、仕事という意味では実年齢はほとんど関係がないと言ってもいいのではないでしょうか。

私の場合、95歳まで約30年あります。

30年間あれば、たいていの夢は実現できてしまえそうです。

ここに来て自分の方向と、そのための「やるべきこと」がハッキリしてきました。

もう迷うことなく実践していくのみです。

読書は私の人生のコアですが、月200冊読破を30年間続けようと思っています(逆に月200冊以上は読まないことに決めました)。

200冊ということは年2,400冊。

そうすると30年間で72千冊と言うことになります。

今の時点で2万冊ほどの蔵書があるので、生涯10万冊ほどの本が読めることになります。

10万冊読んだなら、かなり満足な人生になるのではないでしょうか。

語学も11時間勉強すると決めました(というより、11時間以上勉強しないと決めたのですが)。

これだって30年間続けるならば、簡単に4外国語程度はマスターできるのではないでしょうか。

最近始めた140分の階段トレーニングも、今から30年間続けるつもりです。

これで「老人体」は生涯にわたって防げるはずです。

毎月手残りとなるキャッシュを増やし、これを再投資に向けたいと思います。

キャッシュか株か不動産のいずれかの形で、資産が形成されるわけです。

 

ある休日

休日に自宅や自宅近くのコインパーキングを2時間ほど掃除し、シャワーを浴びてブログを書きました。

ブログはその都度書いているわけではなく、時間のある時に書きためるようにしています。

ブログを2つほど書いたら、猛烈に眠くなり、そのままベッドへ。

昼寝ではありますが3時間ほど熟睡しました。

昼間寝ると夜寝られないという人がいますが、私は全然そんなことはなく、夜もぐっすり寝ることができるので、安心して昼寝しています。

夕方から夜にかけてのルーティンワークはビッシリ決まっており、最近「階段トレーニング」が加わったので、ますます忙しくなっております。

階段の昇り降りで2,000歩ほど歩き、これが40分ほどかかります。

1900からは語学のオンラインレッスン(30分間)で、その前に30分予習をするので、計1時間。

夕食の後、3時間の読書タイムとなります。

時間に余裕がある時は、ゆったりとルーティンワークをこなしていくことができ、そうすると心が落ち着きます。

逆に時間があまりない時は、気ぜわしい動きとなり、心まで乱れてきます。

こうなると何のためのルーティンワークか分からず、何もせず瞑想でもしている方が余程いいわけです。

今まで「もっと、もっと病」に罹(かか)っていたので、いいことならばいくらでもやっていくべきだと思っていました。

が、「過ぎたるは及ばざるがごとし」だし、また一つのことをやり過ぎると他のことがデキなくなってしまいます。

「それ以上やってはいけないという制限を設けると、心が乱れない」ということに最近気がつきました。

これは私にとっては一種の悟りでありました。

階段の昇り降りにしたって「一歩一歩かみしめながらゆっくり動く」と心まで整ってくるのです。

 

 

いろいろな勉強

経済学や簿記は仕事に役に立ったと書いたのですが、逆に仕事に全然役に立たなかったのが「英語」。

しかし英語の勉強をやめようという気には全くならず、ならないどころかドイツ語、フランス語、中国語とその守備範囲をむしろ広めていっています。

仕事は自分の人生の大部分ではありますが、すべてではありません。

仕事以外の自分の活性化という意味では、語学は私にとって相当重要な存在でもあるわけです。

最近ハマり出している「歴史」は、人生の後半戦にはバッチリの知的贅沢だと思います。

歴史はいくらでも幅を広げられるし、いくらでも深く掘り下げることができます。

歴史に関心を持ち出すと、読む本もいっぱい出てくるし、歴史に焦点を絞った「歴史たび」も企画することができます。

博物館だっていっぱいあり、例えば「(明治維新の)霊山博物館」(りょうぜん・京都)や「長久手郷土資料室」(愛知県長久手市)や「江戸東京博物館」(東京都墨田区)など、行くのが待ち遠しいのです。

歴史を勉強すると、いわば「飽きない」のです。

歴史は本での学びと実地視察の両方で、知的好奇心を追求していくことができます。

海外であれば、さらに語学も駆使する必要が出てきて、そのための勉強も存分に楽しむことができます。

歴史のほかに、いま興味があるのが「健康学」や「アンチエイジング学」とも言うべきもので、これもまた本での知識吸収と実際の応用との両方が楽しめます。

「健康」も「アンチエイジング」も正しい方向が見えてきました。

唯物的な対処法ではなく、肉体的、精神的、霊的に正しい方法で、考え方自体もポジティブにする必要があると思うのです。

 

 

この世は勉強した者勝ち

この世の中は「勉強したもの勝ち」です。

が、何を勉強するかによって、その成果や効用が大きく違ってくるのもまた事実です。

学生時代は何を勉強したらいいのかが、実際のところサッパリ分からないのですが、社会人になると自分に必要なことが見えてきます。

いかに社会に出てから頑張るかが、人生の勝利のカギを握っていると思うのです。

私も高校生の時に読書に目覚めてから、ずっと「勉強好き」で今日まで来ました。

大学は経済学部だったのですが、経済学が役に立ったかどうかを振り返ると「かなり役に立った」と言えそうです。

大学教授が「経済学は社会に入ってすぐに役に立つような学問ではない。君たちが会社の部長ぐらいになって、やっと力を発揮する学問だ」と述べていたのを覚えているのですが、確かにその通りでした。

会計学や簿記は自分で勉強したのですが、これらはビジネスパーソンにとって必須の「武器」だと思います。

中小企業の経営者はP/Lには関心があるのですが、B/Sには無頓着の人が多く、これが会社の財務危機を招く原因の一つではないでしょうか。

独学で学んだ「ランチェスターの法則」は、とても役に立ちました。

今までランチェスターの法則を意識して実践したものは、ほぼ成功し、ランチェスターの法則から外れたものは、すべて失敗したように思います。

逆に勉強する機会を逃したものに法学があります。

法律のことを深く知っていたなら、もっと自信を持って行動できたのにという事案は結構あったように思います(と、書きながら「今からでも遅くない!」という内なる声がしてきました)。

学問ではないのですが、中学、高校、大学と柔道をやって来て、これが役に立つシーンが何度もありました。

「男は武道の一つぐらいマスターしておくべきだ」というのは、私の持論の一つです。

 

フェイスブックと語学

ファイスブックで香港や台湾の人たち(余談ながら「写真では」若い女性)とつながり、中国語でメッセージを交換したりしています。

今まで中国語を勉強しながらも「これを活かす場はないよね」と思っていたのが、一気に新しい展開となりました。

気持ち的には「逆転ホームラン」といった感じです。

中国語は発音が難しく、文法が簡単です。

メッセージだけであれば発音はいらないので、ますます中国語が簡単になるというわけです。

日本人の場合、最初から漢字をマスターしているので、欧米人よりも遥(はる)かに中国語学習では有利な立場にいます。

ただし北京語(中国標準語)の場合、略した漢字を使っているので、私のパソコンではそれらの漢字が出てきません。

また、中には日本では全く使われていない漢字もあり(中国語を勉強しだして驚いたことの一つです)、これもちょっと厄介ではあります。

今回の「逆転ホームラン」で語学へのモチベーションが急上昇しました。

これを応用し、ドイツ語圏やフランス語圏の人たちともつながって、各言語を実際に使ってみたい気がフツフツと沸いてきております。

中国語は今のところ、相手が書いてきた文をそのままコピーして繰り返したり、辞書を駆使して騙しだまし返事したりしているのですが、ドイツ語あたりになると結構簡単に文章が作れてしまえそうな気がしています。

ただしフランス語だと二進も三進も(にっちもさっちも)行かず、メッセージのやり取りなんて到底ムリだというのが今の私の実力です。

とりあえず、ネットで「中国語入門」の本を注文しました。

「今月の読破リスト」の中に語学の本が増えだしたら「おっ、頑張っているな」とナマ暖かい声援をいただければ幸いです。