「経営・人生統合計画書」

会社の経営でも、個人のキャリアでも、方針や方向が決まらないと、経営資源やエネルギーをなかなか集中させることができません。

やみくもに頑張るのではなく、やっぱり先にキチンと計画を練る必要があるように思うのです。

このブログでも何回も書いたのですが、掘っ立て小屋くらいなら設計図なしでデキてしまいますが、高層ビルが設計図なしで完成するなんてことは決してありません。

経営や人生も然(しか)り。

繁栄している会社は、そのほとんどが経営方針書(計画書)を作成しています。

当社も昔は経営方針書をこしらえ、来賓を招き、経営方針発表会をホテルで行うようなことまでしてきたのですが、いつの間にかやらなくなってしまいました。

が、今は会社と自分の人生を絡(から)めた計画書に変更し、「経営・人生統合計画書」を作成しています。

小さな会社にしたおかげで、会社と自分とを一体化して考えることができるようになりました。

会社の経営方針書を作成しているときは、将来の売上を記入する場合でも、何となくウソ臭い感じが自分でもしておりました。

従って経営方針書自体も胡散(うさん)臭い。

ところが「経営・人生統合計画書」の場合だと、まさに自分の生き方そのものが関わって来るので、リアルさや真剣さが違ってくるのです。

「経営・人生統合計画書」には将来の会社の(理想の)姿も書いているわけですが、「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」も書き入れています。

書き続けているうちに、あれやこれやと迷っていた「次の一手」がハッキリしてきました。

要は「一つ一つコツコツと収益物件を増やす」のが「次の一手」だったわけです。

具体的な案件に対しては柔軟に対応し、それが賃貸戸建てであるのか、コインパーキングであるのか、コインランドリーであるのか、介護施設であるのかは分かりませんが、その時のベストを選択すればいいと思っています。

それにしてもお金を貯めなければいけないわけです。

 

 

 

オンラインレッスン

語学のオンラインレッスンを続けているのですが、語学スクールに通っての学習よりも、いろんな面でのメリットがあります。

まずはわざわざ出かけなくてもいいということ。

たいていの場合、往復1時間ぐらいは通学時間がかかると思うのですが、オンラインレッスンだとその時間がゼロ。

このメリットは決定的に大きいのです。

オンラインレッスンは、ヘッドホンをつけてパソコンの画面に向かって行うのですが(スマホで行っている人もいるかもしれません)、先生との11の学習です。

語学学習は教える先生によって、その効果が大きく違ってきます。

その先生の技量の問題もあるし、また相性の問題もあります。

自然に「お気に入り」の先生が決まってくるというわけです。

ドイツ語もフランス語も中国語も「お気に入り」の先生は(意図せず)美人になってしまいました。

たまにその先生が休みで、ほかの先生のレッスンを受けることもあるのですが、授業前からモチベーションが上がらず困ったものです。

英語はネイティブの講師のコースと、フィリピン(セブ島)の講師のコースがあります。

ネイティブで英語を教えようとする人は、何かしら片手間的(悪く言うと「出稼ぎ的」)で、そんなに優秀な人はいないような気がします(すみません、偏見です)。

それに比べ、セブ島の先生たち(全員フィリピン人)には、英語をプロとして教えようとする意欲が感じられます。

が、20代の女性が多く、共通の話題があまりなくて、私とは話が盛り上がりません。

また経済的なレベルもかなりの差があり、例えば海外へ一度も行ったことがない人も少なくありません(だから外国の話でも盛り上がらない)。

日本語でも世間話や雑談ができない私は、そこで一気に躓(つまづ)いてしまうのであります。

 

 

凡事継続

私の師匠の鍵山秀三郎先生のモットーは「凡事徹底」です。

「誰でもできることを、誰もできないくらい徹底してやっていく」というのがその趣旨です。

これなら才能や生まれついての好条件など関係なく、その気になれば誰でもできそうです。

が、私は鍵山秀三郎先生の尋常でない「徹底さ」を知っているので、逆にマネできるものではないと感じています。

しかしながら「物事を続ける」ことはワリカシ得意なので、「凡事徹底」ではなく「凡事継続」をモットーにすることにしました。

ほとんどホラに近い、とんでもない大きな目標を立ててしまうというクセが私にはあります。

ところがそれらを紙に書いて潜在意識に任してしまうと、その中のいくつかが本当に実現してしまったりするのです。

紙に書くのはコストゼロの作業ですが、それで夢が実現してしまうなんて大儲けです。

潜在意識を活用するだけでなく、自分が努力することもモチロン大事です(「凡事継続」を活用)。

 

1日24時間なので、使う時間には限界があるし、あまりにムチャな計画だと第一続きません。

「あれもこれも」は結局虻蜂(あぶはち)取らずになってしまうので、やるべきことを絞らなければいけないわけです。

ウェブレッスンで語学の勉強をしているのですが、予習30分、本番30分の計1時間の勉強を毎日続けています。

これだけで「4外国語ペラペラ」はちょっと甘いような気が自分でもしていますが、とりあえずはこの継続がなければ話になりません。

私が住んでいる建物は階段が全部で97段あり、この昇り降りを最近始めました(10回の往復だと約2,000歩になります)。

これを始めてから体脂肪率が下がっていくので、とても面白いのです。

できれば今から30年間続けていきたいと思っているところです。

 

 

 

小さな会社で仕事継続

中小企業の社長を長い間やってきて、一番つらかったのが「社長は辞めたくても辞めることができない」ということでした。

無論、事業がうまくいっているときは「辞めたい」などとは露ほども思わないのですが、経営のピンチが続くとすべてを放棄したくなります。

バブルが崩壊した時など、社員は次々と辞めていくのですが、社長は決して辞めることができないという事実に、暗澹(あんたん)たる気持ちになった覚えがあります。

事業に一生懸命打ち込み、会社が大きくなっていく間は、実にやりがいがあるものです。

が、商売なんだから、いい時もあれば悪い時もあり、天気の日もあれば雨の日もあるわけです。

好天が続き調子に乗っていると、嵐が来た時に一発で吹き飛んでしまいます。

借入れがなく、損益分岐点が低ければ、嵐の時でもジッとしているだけでなんとかなります。

大きな会社にしてしまうと、不況時に給与支払いや借入の返済をするのが苦しく、それを補うために新しい事業に手を出し、それが見事に失敗し、ますます泥沼にはまってしまうというパターンは色んな会社で繰り返されています。

今から考えると「会社は大きくしなければいけない」という思い込み自体が失敗のもとだったのですが、そういう過程も経て今があるのは間違いがありません。

従って失敗もまた必然として、今となっては肯定しようと思っています。

仮に私がサラリーマンをやっていたら「完全定年」の年が過ぎました。

サラリーマンだった友人たちは(出世した、しなかったにかかわらず)今は誰も仕事をしていません。

その点、自分の小さな会社を持って、いつまでも働ける私は極めて幸福です。

「一つ一つコツコツと収益物件を増やしていく」という「次の一手」もハッキリしました。

大好きな勉強をしながら、ムリをせず仕事を続けていきたいものです。

 

 

 

健康のことも勉強しよう!

「幸福な家庭はすべてよく似ている。が、不幸な家庭はそれぞれに不幸だ」というトルストイの言葉があるのですが、これは健康に関しても、全く同じように当てはまると思うのです。

健康な人は同じように健康なのですが、健康でない人には“さまざま”な病名がつけられます。

ある健康本(というより病気本)を読んでいたのですが「こういった症状の時は、こういう病気である」といった解説が書かれており、あまりに“ややこしい”ので病気にならないことにしました。

「シンプルに健康」が一番です。

私は今まで結核と十二指腸潰瘍で入院した経験があります。

それぞれ44歳の誕生日と55歳の誕生日でした。

それでいくと66歳の誕生日にも何かあるのではないかと危惧していたのですが、これは何事もなく過ぎ去りました。

病院へ行くと、その波動の悪さから、もうそれだけで病気になりそうな気がします。

霊的にもよくないのは間違いがありません。 

健康のことだって自分で勉強すべきなのです。

いくら長生きしても、ずっと病気がちだったり、寝たきりだったり、ボケていたり、「汚かったり」してはダメなのです。

健康について勉強すると、かなりの確率でポジティブな人生を送ることができるのは間違いがないと思うのです。

アンチエイジングやイキイキ健康体を、自分のカラダを使って実験していこうと思っています。 

ふたたび海外へ

来年の後半あたりから、また海外旅行を復活させようと思っています。

世界で5か所くらいを拠点にして動きたいという気持ちがあります。

日本では宝塚と東京。

あとの候補はシンガポールミュンヘンバンクーバーとなります。

それぞれアジア、ヨーロッパ、北米に点在し、いずれも関西空港から直行便が出ています。

関西空港までクルマで行き、そこからは飛行機に乗り換えるだけの話で、クルマ旅の延長とも考えられ、心理的バリアが低いのです。

海外旅行は大きく分けて「シティ派」と「リゾート派」に二分されます。

今のところ私は「シティ派」で出来るだけ先進的なエリアを見て回りたいと考えており、「リゾート派」への転換は、もう少し年取ってからでいいと思っています。

アジアでの「シティ派」候補は、香港とシンガポールですが、香港の混乱はしばらく続きそうで、そうなると最初からシンガポールでの拠点づくりを考えた方が無難かもしれません。

ミュンヘンはどちらか言うと保守的で、雰囲気も「人」も温和なのですが、最先端というイメージからはちょっと外れます。

今までは関西空港からはフランクフルトへの直行便だったのが、なぜかミュンヘンに変更になりました。

それにしても首都のベルリンに行く直行便がないのは、不思議だし不便でもあります。

北米大陸にはアメリカとカナダがあるのですが、どうしてもアメリカの「銃社会」には馴染めず、カナダを選択してしまいます。

カナダでもトロントバンクーバー2択があるのですが、やはり直行便があるということでバンクーバーを選択。

街としてはトロントの方が多様性があり、面白いかもしれません。

中国へも行ってみたいのですが、経済的および政治的なクラッシュが迫っているような気がしています。

クラッシュ後(何年先になるか分かりませんが)街が落ち着いてから、昆明やハルピンなども含めて、中国各地を回っていきたいと思っています。

その頃には私の中国語もかなり達者になっているはずです。

 

 

次の一手

次の一手」を模索するために東京へ出かけ、スポットのフィーを支払って、経営コンサルタントに相談するということを何回か行ってきました。

実は答えは既に自分の中にあるような気がしていたのですが、それをコンサルタントと会話することによって顕在化させたいという気持ちがありました。

従ってうまく質問して、答えを導き出してくれるコンサルタントが一番いいわけです。

逆に、一方的に喋る人はあまり参考になりませんでした(しかも話の内容がつまらない)。

結局、「コツコツと一つ一つ収益物件を増やしていく」というのが今の結論です。

インカムゲイン」と「小さな本体」と「無借金」が、当社の基本方針です。

無借金というからには、収益物件を購入する場合も、借入れするのではなく、お金を貯めて買わなければいけないわけです。

この場合、筋の悪い投資(投機あるいは詐欺)に引っかからないというのも極めて大事なことです。

反社会団体のパーティーに参加して大問題となっている芸能人もいますが、普段から「ややこしい」もしくは「いかがわしい」交友関係は一切除去しておくというのは投資家としては当然のことでもあります。

また、自分が分からない投資分野には手を出さないというのは基本中の基本です。

シンプル事業を目指しているのですが、今まで営(いとな)んできた事業分野をカットするのは、ものすごい決断とエネルギーがいりました(実体験済み)。

さまざまな柵(しがらみ)を解(ほど)いたり、プレッシャーに耐えたりするも大変なのです。

シンプルライフだって、いったんレベルを上げた生活を元に戻すのは相当に難しいのです(実体験中)。

毎月、キャッシュフローの手残り分で(貯金代わりに)株を買っているのですが、今のところ、株の方が不動産よりも利回りがいいのです(配当利回り5%の東証一部の株がゴロゴロあります)。

と言うことは、ムリして収益不動産を買う必要はないということで、「はて、どうしたものやら?」と戸惑っておるところなのであります。