死ぬときに後悔しないために

70歳にもなって、いまだに「時間足りない症」が続いています。

 

常に「時間という魔物」に追いかけられている感じで、どこかでこういった状態を断ち切り、もっとユッタリと生きていかねばと思います。

 

自分が営業の第一線で働いているときは、それこそ時間との戦いで、今から考えるとちょっと不毛の戦いでもありました。

 

いくつもの失敗にもかかわらず、今なおビジネスマンとして生き延びてこられたのはラッキー以外の何物でもありません。

 

事業をストックビジネスに絞り、会社を小さくしたおかげで、気持ち的にも経済的にもスゴク楽になりました。

 

それでいて相当忙しいのは、読書や語学にのめりこんでいるからに違いありません。

 

しかしながら読書や語学は、私の魂の底からの欲求で、これをやめる(もしくはセーブする)のは、自分の人生自体を否定するような気がします。

 

いろいろな「成功本」には「やるべきこと」を決める以上に「やらないこと」を決めるのが大事だと書いてあります。

 

残念ながら命には期限があり、時間も限られています。

 

その限られた中で、自分が本当にやりたいことに絞ってやっていかないと、何もできないままで終わってしまいます。

 

目標達成だけが素晴らしいのではなく、その過程を存分に楽しむことこそが人生の醍醐味だという悟りも得ました。

 

また100%の全力疾走だと最後まで持たず、7割か8割の力で淡々と進めていくのがいいということにも気づきました。