聖人と呼ばれる人で、長生きした人は稀です。
例えば道元53歳、最澄55歳、日蓮60歳、空海62歳などで、70歳を超えた人は珍しいのです。
だから「長寿における精神的・霊的状態」がよく分からなかったに違いありません。
普段から心がけていれば、70歳を超えたあたりで勝手に高レベルの精神的・霊的状態になるということが段々と分かってきました。
「死」もそんなに恐れるようなことではなく、むしろ「この世」が仮の姿で「あの世」が本当の世界だという感じもします。
従って若い人は老齢や死を「楽しみ」にしながら、日々頑張っていけばいいと思うのです。
また若い時に必死になって修行しなくても、年いけば自然に自分の欲望がコントロールできるようになります。
「悟り」とも思えるような境地にも達することができそうな気もします。
そうすると朝から晩まで座禅したり、滝に打たれて修行したりするのがベストでもないわけです。
そんなことをしなくても若い時期は一心不乱に働くのが一番いいのではないかと思うのです。
私は読書と神社参拝がスゴク自信につながっています。
これらを生涯続けて行けば、かなりいい人生になりそうだという予感がしています。
やるべきことを(楽しみながら)淡々と続けていく…幸福人生、成功人生は案外こんなシンプルなことから生み出されるのではないでしょうか。