「やりたいこと」や「なりたいこと」のリストはゼッタイ作るべきで、書いていけば実現する可能性がグンと高まります。
それとは別に「やらないこと」リストも作るべきだと思っています。
時間が無尽蔵にあるのなら別ですが、本当にやりたいことだけに集中するためにも「やらないこと」リストは必要だと思うのです。
「テレビを（積極的に）見ない」は、知的生活者にとっては必然です。
テレビを見る時間に本を読めば、知識的には3倍、「魂」向上的には10倍の効果があるように感じます。
「ムリをしない」というのは人生後半戦には不可欠な戦略で、ムリをして途切れるより、ムリをせずに継続していく方が余程成果が期待できます。
それに若い時とは違い、ムリをすると肉体的なダメージがモロに生じるのです。
「今日できることを明日に延ばすな」という言葉がありますが「明日できることは明日にする」というのが70歳の私の心境です。
「政治的言動を行わない」というのも長年の経験上の知恵の一つです。
政治にのめり込むほど、ビジネスマンや経営者は暇ではないはずだし、残る人生、そんなことにかまっているのは時間がもったいないと思うのです。
「気が乗らないことはしない」は老年の特権だし、見栄を張る必要もないので「見栄を張らない」も簡単に達成できてしまいます。
ただし近頃、若い女性のセールスパーソンの前でつい見栄を張り、高価なものを買ってしまったという失敗をしています（修行が足らん！）
「やらないこと」リストの中に、「夜に出歩かない」というのも、最近、実験的に入れてみました。
