「人生は短い」のは間違いなく、その短い人生を自分の納得できることで埋めたいわけです。
自分の間違った考えや行動が、災難を呼び寄せるのも事実で、心を正し、生活を正して、温和な生き方を導き出すといった、仏教の教えが今頃スコンと腹落ちしています。
ハインリッヒの法則とは、1つの大事故の前には200のハッとすること(無傷事故)と、29のヒヤリとすること(軽傷事故)が起こっているというものです。
逆に言えば、200の微小な危険の段階で、それらを一つずつ潰しておけば、その後の大事故は起こらないということでもあります。
普段から“おだやかな”言動を心がけていれば、おのずと平穏な生活や、災難のない人生になる確率がグンと高まるはずです。
具合の悪い出来事は誰のせいでもなく、自分自身が呼び寄せているのではないかと思います。
トップに「徳」がないと災難がやってきます。
これは国の場合も同じです。
阪神大震災や東北大震災を見ても、日本の神々から「是」とされない人たちが政治のトップに着いたがゆえに起こってしまったのではないかと感じるのです。
聖書にもソドムとゴモラの話があり、人々が腐敗しきったとき、神はそれらの都市を容赦なく破壊しました。
神道でも「神がたたる」のはよくあることで、人は神を畏れ、常に謙虚に生きていかねばならないということだと心底思っています。