フランス語にはムチャムチャな変化をする動詞があり、文法も“ややこしくて”仕方ありません。
発音も難しく、学習するにはかなり手ごわい言語だと思います。
しかしながら今はフランス語が一番面白く、この「チャーミングなワガママ娘」にハマっています。
「クーデター」という言葉は、小学校低学年の頃から知っていました。
ひょっとしたらその頃、海外でのクーデターが頻発していたのかもしれません。
のちにそれがフランス語だということを知ったのですが、最近その綴りが「coup d’Etat」だということがわかり、さらにその意味がスコンと腹落ちしました。
「coup」は反乱といった意味で、フランス語の最後の子音は発音しないので「クー」と読みます。
「Etat」は国家という意味で、つまり国家への反乱がクーデターというわけです。
ニジェールでクーデターが起こり、その記事を読んで知った知識です。
「デジャブ」という言葉を、たまに日本語の文章の中で見て、イマイチ意味が分かりませんでした。
ちょっとスピリチュアルな感じで「なにかしら自分は以前にこの情景を見たことがある」といった使い方をします。
が、フランス語だと実に簡単で、「デジャ」は「すでに」という意味で、「ブ」は実は「ビュ」で「見る」という意味。
まったくそのままの「すでに見た」という意味になります。
ほかには「アベック」は「~とともに」という意味で、「アンサンブル」は「一緒に」、「アンコール」は「まだ」という意味なのです。