諏訪大社へ その4

「上社本宮」と「上社前宮」を回ったあとは、クルマで30分ほどの場所にある「下社秋宮」へ。

やっぱり「龍」がいました。

古くて大きくて有名な神社にはご神木があります。

氣がいい場所には大木が育つようです。

境内の穏やかな雰囲気は、ご祭神の1柱である八坂刀売神(やさかとめのかみ)から来ているのでしょうか。

 

八坂刀売神健御名方神(たけみなかたのかみ)の奥さまです。

諏訪大社には本殿はなく、これは神楽殿になります。

しめ縄は出雲系の特色かもしれません。

で、ここで驚愕の出来事が・・・。

この建物の中で10数人のお坊さんがお経を唱えていたのです。

神道の神社なのに、仏教のお坊さんが・・・?

 

神仏習合の名残があるのかな?」と思っていたのですが、巫女さんに聞くと「お坊さんが神さまにご挨拶に来られている」とのこと。

 

お経をじっと聞いていると、日蓮宗のお坊さんたちのようです。

本格的なお経のあと、最後に二礼二拍手一礼の作法を持って終えられ、好感を持ちました。

ご祭神のタケミナカタ神とヤサカトメ神の13人のお子さんをお祀りした社(やしろ)。

これまた驚愕の発見。

なんとタケミカヅキ神のお社がありました!

 

タケミカヅキ神は、諏訪大社のご祭神のタケミナカタ神と戦い、出雲から諏訪に追い払った軍神です。

いわば敵とも言える存在。

ビックリしました。

タケミナカタ神の父親である大国主命オオクニヌシのミコト)と、兄のコトシロヌシ命もお祀りされていました。