言語オタクが行く

日本人は英語が下手だと言いますが、そもそも仕事でも、
日常生活でも、英語を使わなくていい体制にあるので
仕方ありません。

ネットのレッスンでフィリピン人の先生に英語を習っている
のですが、話を聞いていると中学や高校でも、数学や理科は
英語で学んでいるとのことです。

大学だと英語での授業がほとんどではないかと思います。
それだけ英語力が進んでいるとも言えるし、自国の言葉に
力がないとも言えます。

その点、日本語は言語自体が持つ力が強いのです。
ほかにはフランス語やドイツ語も「言語力」が
強いと言えそうです。

方言であっても、強い方言と弱い方言があり、例えば関西人は
どこへ行っても関西弁を直そうとはしません。
テレビでも関西弁がお笑い系の「標準語」に収まっている感が
あります。

一方、東北の人たちが東京へ出てくると、できるだけ標準語を
話そうとすると聞いたことがあります。

私は今、4外国語を並行して勉強していますが、それぞれに
違うレベルを目標としています。

EUが言語修得のレベルを制定しており、初級はA-1及びA-2、
中級はB-1及びB-2、上級はC-1及びC-2となっています。

Cはビジネスで使えるレベルなので、私のフランス語や
中国語はそこまで行く必要はないようにも思います。

会話は反射神経と条件反射のトレーニングでもあります。
会話力は中の上くらいに設定しておき、その分、外国語の本を
読んで行こうと思っています。

とは言え、最初は何を読んだらいいのか分からないので、
海外で市販されている各教科書を読んでみようと思っています。
なかなかよく出来ているし、レベルによって「A-2」とか「C-1」
などの表示があるので、選択がしやすいのです。