神道(しんとう)パワー

キリスト教でも仏教でもイスラム教でも創始者
ハッキリしています。
それぞれイエス・キリストであり、釈迦であり、
モハメッドです。

が、神道(しんとう)には創始者と呼べる人はいません。
その代わり神さまはたくさん存在します。

古事記に出てくる神さまは180柱(神さまは1人・2人と
数えるのではなく、1柱・2柱と数えます)くらいだと
読んだことがあります。

日本の神社の中で最高の格を持ったところは伊勢神宮です。
そのご祭神は天照大神(アマテラスおおみかみ)という
女神さまです。

天照大神イザナギの30番目くらいの子どもなのですが、
ダントツに霊格が高いということなのでしょう。

神道は他の宗教と比べると、神々と人間たちとの距離が
近いように思います。
神を仰ぎ見るといった感じではなく、いつも身近にいて
くださるといった感覚です。

神道は「朝の宗教」でもあります。
同じ参拝でも午前に行くのと午後から行くのとでは、
間違いなく午前に行く方がいいのです。
(多分10倍くらい「効果」が違うはずです)

また、圧倒的に早朝がお薦めです。
早朝と言っても、日が上がる前は参拝していても何となく
ピンときません。
従って夜明け後がいいように思います。

神道は森の宗教でもあります。
木の宗教と言い換えてもいいかもしれません。
山や森や樹木と、神道は抜群に相性がいいのです。

森林浴で気持ちが癒(いや)された経験は誰にでもあると
思いますが、大きな神社を歩いていると、森林浴ならぬ
「神林浴」といった感覚があります。
パワーを感じる神社にぜひ早朝参拝を!