シンガポールへの旅 その5

シンガポールからの便が関西空港に到着したのが、夜9時半(予定どおり)。
家に着いたのが11時15分でした。
ただし関空から自宅まではマイカーで、車の運転をしている間にフライトの疲れや旅のストレスが消えていきました。

しかしながら家へ帰り、荷物の片づけやメールのチェックなどをしていると、寝たのは夜中の2時になってしまいました。
旅行で3日間使うと、その間、仕事がたまり、帰ってきてからが大変です。
特に次の日はコインパーキングの集金日で、しかもいつもは2日かけて行っているのを1日で回りました。
それだけでもいつもの倍の時間がかかったわけです。
郵便物などもたまっており、その処理にも相当時間が取られました。

私はアマゾンの「ヘビーユーザー」なのですが、留守中に本などが大量に会社に届いていました。
1度では自宅に持って帰れないので、会社と自宅の間を2回も往復して運んだぐらいです。
とにかく色んな仕事や作業を、限られた時間にこなさなければなりません。
あまりに時間がかかるものだから、夕方に予約していたウェブレッスンをキャンセルしました。

「ウェブレッスン命!」の私がキャンセルするぐらいなので、とてつもなく忙しかったのであります。
ついでに言うと、ウェブレッスンだけでなく、夜、家でも仕事をしたので、本も全く読めませんでした。
旅の間読んだ本は計15冊。
1日5冊という計算で、これもまたいつもの私のペースから言えば少ないのです。
帰ってからシャカリキになって読もうと思っていたのですが、帰国後の忙しさを甘く見積もり過ぎていました。

しかしながら旅に出ると、必ず学びや気づきがあります。
ルーティンワークが破られることによる忙しさと、旅での収穫とを、うまくバランスさせなければならないのがツライところです。
旅をやめると、やはり成長が止まるような気がします。
解決法はただ一つ、生活や事業をシンプルにし、少々旅に出ようがどうってことないという状態にすることです。

富裕層になる人たちは仕事が好きだからよく働きますが、自分が一人バタバタと働くわけではないのです。
まわりの人たちの協力を得るのもうまいし、勝手にお金が生み出される仕組み作りも極めて上手なのです。
私が目指しているのは「バタバタ働き」ではなく「勝手にお金持ち」コースであるのは言うまでもありません。