神道のお話

伊勢神宮ができたのが、垂仁天皇26年です。
西暦で言うと紀元前4年にあたります。
つまりイエス・キリストが生まれる前から存在するということになります。
今年が2016年なので、もう約2,030年もの歴史があるわけです。

しかも今でも祈祷や儀式が連綿として続けられてきていることは驚異でもあります。
例えばギリシャパンテオン神殿は紀元前25年にできましたが、そこはもう建物が残っているだけで、信仰の場ではありません。
そういった意味では、伊勢神宮は今なお「生きている!」のであります。

何もないのに2,000年間も信仰の場として続くわけがないと思うのです。
神様というのは「意思あるエネルギー体」だと思うのですが、伊勢神宮を継続させ、存続させる何かの力が働いていることは間違いがありません。
ひと言で言うと天照大神(アマテラスおおみかみ)のパワーだし、またそれを戴く日本民族の底力でもあります。