不動産会社でも「やる気」のある会社は外部のセミナーに社員を参加させたり、社内研修をよく行っていたりしています。
当社は強制的な研修はほとんどしていないのですが、先日行ったのは「ウォーキングの姿勢」研修でありました。
女性社員主体の研修ですが(私も参加しました)、目標は「5歳若返る姿勢と歩き方」です。
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最初に講師のお話があり、間違ったトレーニングの仕方が筋肉を傷めることがあるとのこと。
筋肉は鍛えた後、フワッと柔らかく戻る時間が必要で、それをしないで「一生懸命」筋肉を酷使していると逆効果になります。
頑張ろうとしないで、なるべく楽に体を動かすようにすべきとのことでした。
講師の女性は50歳ですが、40歳代の10年間は「正しい体の使い方」をしていたおかげで、とても楽に過ごせた10年間だったそうです。
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私の40代を振り返ると、43歳の時に阪神大震災を経験し、体も神経も酷使し、心身ともにヘトヘトになりました。
そのせいか44歳の時に結核で4か月の入院。
退院してからも数年は体調が悪かったように思います。
「楽な10年間」からは程遠いものがありました。
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「良い姿勢」イコール「胸を張る」となりがちなのですが、実際に胸をシッカリ張ると息がしにくいのです。
また内臓も行き場がなくなって困ってしまうのです。
胸を張るのではなく、リラックスし、力を抜いても崩れない状態が「正しい姿勢」だということが、実際に試してみてよくわかりました。
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筋肉は回復する時間を与えずに酷使したり、あるいは逆に使わなかったりすると固くなるのです。
いかにやわらかい筋肉を保持するかが一番のポイントということになります。
そういう意味でも軽い動きをマメにするのは体のためにもいいわけです。
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2時間の研修で「正しい姿勢」や「正しい歩き方」を完全に修得したという自信は全然ないのですが、これを機にもっとカラダのことを本気で学んでみようという気になりました。
柔道部の先輩の中には、サラリーマンだったのですが、体の動きや状態に興味を持ち続けて研究し、整体の名医になった人がいます。
病気や具合の悪いところなしに自分もまわりの人たちも生きていけたら、どれだけ幸せかと思うのです。
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幸い「デグチ・メソッド」には「健康」の分野が入っています。
「デグチ・メソッド」に人生の後半戦をすべてかけてみていいことになっているので、ちょっと本気でカラダについて勉強してみようと思います。