モントリオールへの旅 その10

成田へ到着。
あとは伊丹空港行の飛行機に乗るだけです。
ここでやっとブログを更新。
更新が夕方になってしまいました。

成田で一度機内に預けたスーツケースを取り出し、入国検査と税関検査。
いったん取り出したスーツケースは「ドロップオフ」といって、すぐにそのまま預け入れるところがあるのです。
カナダでもトロントからモントリオールへ行く時にその仕組みがあり、税関検査が終わるとすぐに荷物を預けるところがありました。
こんなところで預けると、モントリオールまで本当に“ちゃんと”届くのだろうかと最後まで心配していましたが杞憂に終わりました。

帰りの国内線の座席は当初はエコノミーだったのですが、無事日本まで帰ってこられたお祝いにプレミアムシートに変更することにしました。
ANAのカウンターの女性もフライトアテンダントの人も笑顔を絶やさず、とても好印象でした。
ちなみにサービス業での好印象ナンバーワンは「東京ディズニーランド」、ナンバー2が「全日空」、ナンバー3が「MKタクシー」なのだそうです。

伊丹行きの飛行機に乗った後、機内で成田空港の発着便が混んでいて20分遅れるとのアナウンス。
でもここまで無事帰ってきたのだから、20分なんて全くどうってことはありません。
今までならこの時点でヘトヘトに疲れていて、体調の悪さと気分の悪さで白旗を上げていたと思います。
が、疲れてはいるものの元気なのです。

なぜだろうと考えてみました。
一つの結論が出て「たぶん少食が良かったに違いない」であります。
今回の旅行にはトータルで5日間費やしたのですが、まともに食事をしたのは3回だけでした(うち朝食が2回)。
もともと昼食は食べないし、寝過ごして朝食を1回パスしたし、夕食にいたっては2回パス。

行きと帰りの道中は、それぞれ20数時間は絶食していたはずです。
飛行機の中でもお腹が出た肥満の人をたまに見かけるのですが、観察していると明らかに食べる量が多いのです。
例外は全くなし。

人間は40歳過ぎると食事の量を減らしていくべきです。
現代人は食べ過ぎなのです。
ましてや還暦を過ぎたら、極力減らす努力と工夫をしていくべきだと思うのです。
自宅には夜の8時半ごろ着いたのですが、ビートにお土産の“ぬいぐるみ”を渡し(ムチャクチャ喜んでいました)、荷物の片づけをして11時にはベッドに入りました。
ほぼ3秒で熟睡。

次の日からは通常通りの仕事をします。
今回の旅で学んだことは、まだ自分の中で熟成中なのですが、やがてまたその体験が智恵として滲(にじ)み出てくると思うのです。
一人旅は孤独です。
実のところ、行く直前まで「できれば行きたくないな」と思っていることも少なくないのです。
でも今回もまた、行ってよかったと思っています。