神道の世界

宇宙が常に進化・発展していることは間違いがありません。
先日、本を読んでいたら「宇宙の進化・発展に喜んで参加しよう!」という文に出会いました。
すねたり、調和を乱したり、足を引っ張ったりせずに、素直に宇宙の成長とともに、自分も成長していこうと思うのです。

大層そうなことを言うようですが、宇宙の波長に合わせてポジティブに生きていくことが、極めて大切だと思うのです。
大宇宙の“ほん”の塵(ちり)のようなポジションに私たちはいるわけですが、与えられたポジションを活性化させ、輝かせていきたいと思うのです。

大宇宙には意思があり、その意思に沿った言動を行っていくと、自然に幸せになっていくのに違いありません。
大宇宙の光が地球を照らしたとき、それらの光がキリスト教や仏教やイスラム教などに分かれ、人類を導いていくのだと思うのです。
私はその中の神道の光を目指して歩いていくつもりです。

古代からの由緒ある神社の鳥居をくぐると、明らかに空気が変化するのが分かる時があります。
神社は本来森の中に存在するので、森林のパワーも大きいのかもしれません。
伊勢神宮などはそれ自体がパワースポットですが、早朝が一番その力が発揮されるように感じます。
早朝の御垣内(みかきうち)参拝こそ、神宮参拝の真骨頂だというのは、毎月の参拝から得た体験でもあります。

日本の神々は基本的な礼儀には非常に厳しいのですが、一面大らかさにあふれています。
古事記はストーリー性があって面白いのですが、もし稗田阿礼が生きていたら、いっぱい質問したいことがあります。

イザナギイザナミが日本の国土を作ったわけですが、天照大神(アマテラスおおみかみ)はその30数番目の子供で、どうしてその方が日本の最高神になられたのかがよく分かりません。
素戔嗚尊スサノオノミコト)は天照大神の弟ですが、単なる乱暴者のように見え、どうしてこの方が神様なのかがよくわかりません。

日本武尊ヤマトタケルのみこと)は日本古代史の英雄ですが、現代人から見て騙し討ちのような作戦もあります。
大国主命オオクニヌシのみこと)は、大変女性にモテた方です。
そのため兄たちに嫉妬され、2度も殺されるのですが、その都度、母や姉たちに助けられ生き返ります。
数々のロマンスの持ち主で、少なくとも10数人の女性と結婚し、子供は181人いたとも言われているのです。