今月の読破リスト

スゴク業績のいい中小企業の社長でも、全然本を読まない人が少なくありません。
いろいろな経営者を観察していると、読書量とその人の品性は多少関係するような気がするのですが、金儲けの上手さとは全然関係ないようです。
今後は読書と金儲けは関係ないと割り切って、ますます読書に邁進(まいしん)していこうと思っています。

読書は私にとっては「生き筋」であり、ランチェスター戦略的に言うならばナンバーワン商品です。
自分の得意技でもあり、人生や生活のコア部分でもあります。
本を読む時間も、本を読む書斎も、本を買う経済力も、本を収納するスペースも、すべてが与えられているのに、これで本を読まないなんてあり得ません。

毎月100冊だった本が、心の制約をちょっとハズしただけで、一気に120冊読めるようになりました。
なぜか「経営者は100冊以上の本を読んではいけない」という自分で勝手にこしらえた思い込みに縛られていました。
その思い込みを削除したのです。

年々読みたい本が増えてくるのはうれしい限りです。
「AA」の新しい著者を始めて見出した時もワクワクします。
私のような読者は一度「お気に入り」の著者を見つけると、それ以降出版されるその著者の本は全部買うので、著者にとっても有難い顧客であるに違いありません。

本をたくさん読んでいくと緻密な性格になるのかと思っていたら、何かと言えば「大ぼら」を吹くクセが身についてきました。
理性的になるのかと思っていたら、霊的なものがアッサリ理解できる体質になってきました(かと言って自分に霊感は全然ないのですが)。
孤独になるのかと思っていたら、いい人たちとの交友関係がドンドン広まってきました。
すべて予期しなかったことばかりです。

渡部昇一先生のような人生の大成功者が「虫のいいことを考えていると、天からハシゴが降りてきて、しかも一度降りると降り癖がつく」などと説かれるものだから、それを素直に信じております。
累計所得税日本一の斎藤一人さんの本を読んでいても「雪崩の如く、いいことが次から次へとやってくる」コツが書かれているのですが、これまた誰でも実行できてしまえるようなことなのです。
シンプル過ぎて、斎藤一人さん以外の人が言うとマユツバものです。

と、言うことで今月の読破リストです。
ご参考になる本があれば、とてもうれしく思います。