お守りの言霊(ことだま)

斎藤一人さんは累積納税額日本一の方ですが、極めて宗教的な魂の持主でもあります。
中学しか出ていないのですが、本をたくさん読み、その知的基盤は読書によって培(つちか)われたのは間違いがありません。
いい学校を出て、いい会社に入って、エリートコースを歩むといった生き方とは全く違うし、自分の会社を大きくして一部上場まで持って行ったというのとも異なるのです。

幸いなことに斎藤一人さんはたくさんの本を出しておられ、そのおかげでその考え方を学ぶことが出来ます。
私は斎藤一人さんの本を多分すべて買ってきたと思います。
ひと言で言うと、その内容はとてもシンプルなのです。
いつでも誰でも実践できことが書いてあります。

斎藤一人さんの『神様に上手に助けてもらう方法』という本を読みました。
そこには強烈なパワーを持った「お守りの言霊」が書いてありました。
それは次のようなものです。
天御中主神(あめのみなかぬし)さま お助けいただきまして ありがとうございます」

この言霊を唱えることにより、自分の人生もまわりも明るく照らされていく体験を斎藤一人さんは積み重ねてこられました。
この言葉自体、インスピレーションで降りてきたもののようです。
ここはひとつ信じるしかないのです。

この「呪文」は過去形が使われています。
自分が既に助けていただいたように書いてあります。
スピリチュアルの世界では「現在形」よりも「過去形」を使う方が圧倒的に「よく効く」ようなのです。
「不思議なのだけれど、そうなのだ」とは「氣」の達人でもあった名医の塩谷信夫さんの話。

天之御中主(あめのみなかぬし)とは神道における最高神です。
「大元(おおもと)」の神とも呼ばれます。
日本神道の最高峰、即ち高天原の頂上におられる神さまで、天照大神(アマテラスおおみかみ)は八合目ぐらいにおられるとのこと。
斎藤一人さんにこういったインスピレーションが降りてくるということは、斎藤一人さんご自身は神道系の魂の持主ということなのかもしれません。

伊勢神宮に月参りすると、段々と自分の内に「圧」が出てきて、少々の災難は吹っ飛んでしまう実感があります。
これからは「天御中主さま お助けいただきまして ありがとうございます」も唱えてみようと思います。
神さまのご加護があると「大難」が「小難」になり、「小難」が「無難」になっていくのが、実感として感じられるのです。