悪いことは口に出さない

もう一度「生き方」の基本に戻ろうと思うのです。
今まで何人もの尊敬できる人たちと出会い、中には私にとってメンター的存在の方もおられます。
最近は年下の人たちの中で、尊敬できる人を見出すようになりました。

「悪いことは口に出さない」をもう一度、再認識したいと思います。
こんな簡単なことで、人生がガラリと変化していくのだからたまりません。
「言葉は言霊(ことだま)」なので、口に出すと成就してしまうのです。
だから悪いことは言わないに限ります。
逆にいいことばかり口にしていると、自然に「いいこと」ばかりが起きるのも当然と言えば当然です。

「悪いこと」の中には取り越し苦労や、愚痴や、人への悪口、あるいは自分への悪口など、すべてのことが含まれます。
とにかく一切の「悪いこと」を口にしないということ。
心の中でチラッと悪いことが浮かぶのは仕方がないとして、それを口に出してはいけないわけです。

「悪いことを口に出さない」を実行するだけで、最上級の人生になっていくのは間違いないと思うのです。
人それぞれに職業も状況も違うのですが、とにかくそれぞれの立場で最上級の人生になるわけです。
真理は実にシンプル。
あとは実行していくのみです。

同じように「嫌なことは考えない」もぜひとも実行したい事なのです。
何か自分にとって不都合なことが起こった時に、その原因とも思われる相手のことを考えてしまうと、どんどん心が地獄へと引き込まれてしまいます。
そんな時はすべて神さまにお任せしてしまうのが一番です。

神社へ行って神様とのご縁を深めていくと、大難が小難になり、小難が無難になる「おかげ」があります。
最初から「いやなこと」が起こりにくくなるわけです。
私はそれを実感しているのですが、それは説明不可能。
説明不可能なことを信じられるかどうかなのですが、それが「信仰」というものなのでしょう。