著者の魂のレベル

基本的には「休むことなく、毎日働こう」と思っています。
「働く」の中には「仕事」も「勉強」も「原稿書き」もすべて含まれます。
パソコン一つあれば、会社でも自宅でも旅行先でも仕事が出来る時代になったのは、とてつもなく有難いことです。

今後開発すべき「デグチ・メソッド」の中身は「多読」、「語学」、「投資」、「健康」。
すべて自分自身が興味あることでもあり、今から30年間、これらの研究に没頭しようと考えています。
私は何でも本から入っていくので「投資」も「健康」もまず本で勉強し、しかる後に実践しながら試(ため)したいと思っています。

夜、本を4冊読んだら、もう後は寝るようにしていたのですが、最近はもう少し読むことにしました。
そうすると、より速いスピードであと2冊ぐらい読めてしまえるのです。
読んだ本は社員の人にも読めるように、まずは会社の書棚に持って行くのですが、この時に本を入れた紙袋がズシリと重いと、けっこう充実感を感じてハッピーなのです。

本を読んでいると、著者の魂のレベルが分かってくることがあります。
いくら良いことを書いていても、何となく卑しい性根が見えてきたりすることがあり、こういう時は評価「AA」には絶対なりません。
また著名なベストセラー作家でも、二度と読みたくない人もいます。

逆に本の内容はそんなに難しいことを書いていなくても、崇高な魂の人もおり、こういう人はすっかりファンになってしまいます。
例えば個人投資家によるアパート購入・運営の本なども、職業柄よく買うのですが、入居者のために一生懸命「いい住まい」を提供したいという気持ちがある人と、とにかく自分が儲かればいいという気持ちがこちらに伝わってくる人とがいます。
前者の本は心地よく読めるのですが、後者の本はやっぱり後味が悪いのです。

本の内容が充実していて、著者の性格もいいという本が一番いいですね。
私も何人かファンになった著者がいるのですが、その著者が出した本は全部購入します。
そういう著者が30人もいれば、人生は飽きないですね。