サクサクと生活する

インターネットでホイホイ本を注文するため、どんどん本がたまっていきます。
買った本はいったん書斎に持ち込むのですが、4つある大型書棚はもう一杯で、読まれるのを待っている本たちが、紙袋に入れられ、別の部屋にズラリと並べられている状態です。
私のことだから、きちんと整理整頓はしているのですが、いずれにせよ収拾不能となる前に、早く読んでいかなければなりません。

普通の生活をしている時は、1日4冊ぐらいのペースで読んでいます。
しかしそのペースで読んでいって、今の「収拾不能直前状態」が解消できるかといえば、かなり疑問なのです。
ということは、もっと読まなければいけないということになります。

読む気は満々なので、あとはどう読書の時間を確保していくかの問題だけとなります。
出張や旅は、むしろ絶好の読書の稼ぎ時なのでオーケー。
となると、普段の日常生活でのムダな時間を省いていかなければいけないということになります。
ドラッガーは自分が費やしている時間の分析をすることを勧めています。

当然、掃除やビートとの散歩は、決してムダな時間とは思っていません。
意識せぬままに、ついつい時間を消費してしまっているムダを削除しなければなりません。
日常生活を素早く合理的に「サクサクと」推し進めていきたいものです。
私が習っているアメリカ人の英語の先生は、かつて空軍にいたり、また牧師をしたり、あるいは本をムチャクチャたくさん読んでいたりする異色の人物なのですが、空軍にいた時は、朝起きてから服を着て顔を洗ってベッドメーキングするまで5分以内で行わなければならなかったそうです。

あまり意味のないお付き合いの場には、顔を出さないようにすることも大事だと、最近強く思うようになりました。
自分がエライと言うつもりでは全くないのですが、仕事に打ち込んでいない人や、勉強していない人と話していても全然面白くないのです。
人生を前向きにとらえ、ポジティブにチャレンジしていく人たちと接すると、年齢・性別・職業を超えて、大きな刺激を得ることができます。
逆に自分が相手にとって、そんな存在でありたいとも願っています。