【年千冊の読書力 その43】

インターネットで本を注文しているので、毎日のように本が宅配便で届きます。
自宅だと留守が多いので、会社の方に届くようにしています。
今までは新聞広告を見て注文していたのですが、アマゾンのホームページで「新刊・予約」というボタンを発見し、時々そこに入っては新しい本を購入しています。
一度入ると少なくとも5,6冊は買ってしまうので、ちょっと覚悟が必要です。

アマゾンの「新刊・予約」のボタンを押すと、ジャンル別に新刊が分かれていて、自分の興味のある新刊書だけを探せばいいのでとても便利です。
私はフィクションや理科系の本は読めないので、ムダな時間を使わなくてすみ助かっております。
私が押すボタンは次の4つに限られています。
『歴史・地理』と『ビジネス・経済』と『投資・金融・会社経営』と『旅行ガイド・マップ』なのですが、この4つさえ押さえておけば、十分こと足りるのです。

読みたい本が届くと、それらを自宅に持って帰り、書斎の机にどんと積みます。
読みたい本が手元にあると、モチベーションがグンと上がります。
読む気は満々なので、あとは時間の問題だけです。
今のところ読書の時間はまだ夜だけなので、夕食にアルコールを飲んでしまうと、途中で眠くなって読書が進まなくなってしまいます。

従って夕食時は炭酸水(ペリエ)を飲んでビールの代わりとしています。
酒飲みの私がよくそれで我慢しているなと思うのですが、何の抵抗感もなくそうしているのは自分でも不思議です。
一流の読書人、もしくはビブリオファイル(bibliophile・愛書家, 蔵書家, 本収集家)の道を歩み始めたのかもしれません。

この世に生まれたからには、いっぱい本を読んで死にたいと思っています。
渡部昇一先生は、経済的豊かさも、名声も、学問的業績もすべて得られた方ですが、若い頃の願いは単に「自分の師匠のように蔵書が持てる生活をしたい」だけだったそうです。
「本の虫」などというと、何となく行動力や経済力がないイメージがありますが、私はビジネスマンとして、そうではない「読書道」を確立したいと思っています。

ウォーレン・バフェットが1日6時間の読書をしていることを知り、大いに力づけられました。
世界経済がこの先どういう方向へ行こうとするのかが分かれば、事業や投資にとって物凄く有益です。
それを研究するためにも「半端でない読書」が必要不可欠だと思うのです。