当社の目指すもの

聖書の冒頭に「はじめに言葉ありき」という文が出てきます。
理念というのは、言葉にしてこそ具現化できるのだと思います。
会社の方針やコンセプトを言葉にしてみようと思います。
「当社の目的」は「不動産活用と能力開発で、世の中に活力と繁栄をもたらす」にしました。

「不動産活用」とは不動産業をひと言で言い表したもので、当社の本業はやはり不動産業だということをハッキリさせたいと思います。
今後はさらに地域も絞り、できるだけオーナーの立場で不動産活用を手掛けたいとも思います。
「能力開発」は、当社の「明日の商品」が目指しているものです。
特に「著述業」と「語学習得システム」で、世の中の人々に大きなやる気を注入したいと願っています。

神道の神髄は、実は光明思想。
やる気が漲(みなぎ)る教えなのです。
「invigorate」という英単語があるのですが、「やる気を与える」・「元気づける」・「鼓舞する」といった意味があります。
若い頃にこの言葉を知り、ひじょうに気に入りました。

自分の人生をこの「invigorate」で貫きたいとすら思ったのですが、それからもう20年以上たってしまいました。
私の心の引き出しに大事にしまっていた「invigorate」をそろそろ取出し、人生の後半戦で大活躍してもらおうかと思っています。
自分自身が精神的・経済的に落ち込んでいると、人を励ますどころではなく、自分自身が「invigorate」してほしい状態なります。
ようやくこの英単語を再び口にする時期が来たように思うのです。

「当社のコンセプト」としては「変革し続ける老舗企業」と「宝塚駅周辺専門不動産会社」を考えました。
過去や現在の成功体験に安住せず、常にイノベーションしていく会社でありたいと願っています。
ランチェスターの法則を活用し、地域を宝塚駅周辺に絞るのが理想でもあります。

「当社の基本方針」は「累積経営・無借金経営・小さな本体」です。
「累積経営」には、キャピタルゲインではなく、インカムゲインを目指すといった意味も含まれています。
「無借金経営」は私の目が黒いうちは続けていくつもりです。
逆に言えば、借入しなければ出来ないような事業には手を出さないということでもあります。
「小さな本体」は損益分岐点の低い会社という意味と、アウトソーシングを活用するという意味とがあります。