新聞を読む時間があれば、本を読んだ方が余程ましだと思っていたのですが、最近ちょっと方針を変更しました。
やはり情報の基礎は新聞から取るのが、一番手っ取り早い気がします。
新聞を読む目的は2つ。
「世界経済がどの方向へ向かっていくのか」と「会社経営に役立つ情報の取得」です。
ついでに海外の新聞の場合は「語学の勉強」を兼ねることになります。
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好景気を謳歌していた欧米の経済に陰りが出だしたのが2006年頃。
イギリスの銀行で取り付け騒ぎが起こっていることを海外の新聞のインターネット・サイトで知りました。
日本の新聞では、その記事を目にしませんでした(見落としたのかもしれません)。
2006年のその事件は、2008年9月のリーマンショックの予兆であったわけです。
従ってその事件に気がつかなければ、世界経済の後退は予測できなかったように思います。
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その頃から、日本の新聞だけを読んでいてはダメだと思うようになりました。
しかし海外の新聞を購読する手はずを知らず、インターネットの海外の英字新聞のボタンをいくつかデスクトップに並べることにしました。
しかしそうすると、少し忙しくなったりしたら、わざわざクリックして見に行かなくなるのです。
その点、紙媒体だと手元に現物があるわけで、読んでしまわないと気持ちがスッキリしません。
そこでまずは「ウォール・ストリート・ジャーナル」を購読することにしました。
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外国の新聞がどのようにして家庭まで届けられるかに興味あったのですが、これは読売新聞の販売網で宅配されることを知りました。
海外の新聞は音読するのにも最適で、最新のニュースなので飽きがないのです。
音読を続けると、自分の英語が急にうまくなったような気がします。
調子に乗って「フィナンシャルタイムス」も購読開始。
これは確か日経新聞の販売網から来ているように思います。
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読みだしてから知ったのですが、「ウォール・ストリート・ジャーナル」はアメリカの新聞で、「フィナンシャルタイムス」はイギリスの新聞なのですね。
最初に「ウォール・ストリート・タイムス」を読みだしたからかもしれませんが、この新聞の方が「フィナンシャルタイムス」よりも読みやすい気がします。
内容はともかく、フィナンシャルタイムズはいくつもの束に分かれていて、かえって分かりにくいからでもあります。