英字新聞

何度も書いているかもしれませんが、新聞は「日本経済新聞」・「日経産業」・「日経金融」・「日経流通」・「日刊工業新聞」を取っています。
英字新聞も「ウォールストリートジャーナル」と「フィナンシャルタイムズ」と「ジャパンタイムス」の3紙を購読しています。

8紙も取っていると、ちょっと旅行へ行ったり、あるいは仕事に忙殺されていたりしたら、ドサッと“ぶ厚く”たまってしまい、まさに新聞と「格闘」という様相を呈してきます。
あまりにたまってしまうと、新聞を読むのが苦痛になってくるので、最近は極力小まめに読むようにしています。

英字新聞などは、書いている内容への興味度と理解度は完全に正比例。
興味がない分野や、初めて見た記事などは、なかなか理解できないのです。
その点「ジャパンタイムス」は日本の新聞なので、書いてある記事はほとんど最初から知っており、比較的簡単に理解できてしまいます。

「フィナンシャルタイムズ」や「ウォールストリートジャーナル」の記事は、幾日も繰り返し出てくるのに、さっぱりその内容が分からないものが少なくありません。
しばらくして、日本の新聞でもその記事が出だして初めて意味が解ったりすることがあるのです。

例えば以前、軍服姿の小柄な男性が脇を抱えられ、裁判のために移送されている写真をよく見ました。
脇にいるのが大柄で屈強な男性たちなのですが、彼らは制服ではなく、カジュアルっぽい服装なのです。
これなどその状況が理解不能で、英語の記事を読んでもよく分かりませんでした。

その移送されている小柄な男性は、実はアメリカ軍の兵士で、ウィキリークスに軍の機密を漏えいさせた罪で逮捕されていたものだということが後から分かりました。
全部の罪を足すと、禁固130年にもなるというようなことが書いてあったのですが、実際は35年だったようです。
一度その内容の意味が解ると、英語でも何とか読んでいけるのですが、最初の取っ掛かりがないと全然頭に入ってこないのです。

ちなみにその兵士は性転換を希望しているとのことで、軍での禁固刑の間に女性になるようなのです(ビックリ!)。
だから最初に写真を見た時に、軍服姿なのになぜか「なよっ」とした印象を受けた意味がやっと分かったという次第なのです。