経営方針を考える その2

経営方針を「①累積経営 ②無借金経営 ③小さな本体」としたのですが、その続きです。

無借金経営は、当社の経営の基本中の基本です。
逆に言えば、借入が必要な事業には手を出さないということでもあります。
特にデフレ時代は借金経営は不利なのです。
「儲からないし、将来の展望が開けないので、本当は商売をやめたい。しかし借入があるからやめることができない」ということもあるのです。
例え上場会社でも、借入の大きい会社は経営が難しいと思うのです。
私が株を購入する場合でも、有利子負債がゼロの会社のみをその対象としています。

どんな事業を展開するにせよ「小さな本体」を貫いていこうと思います。
「社員数をむやみに増やさない」という意味もあるし、「豪華な本社ビルを建てない」という意味もあります。
本体の損益分岐点を低く抑えると、経営が楽なのです。
「見栄」や「贅沢」で利益を食ってしまうのは、経営的には愚の骨頂です。

キャッチフレーズについて考えたいと思います。
当社はコインパーキング事業を行っていますが、そのキャッチフレーズは「便利・キレイ・入れやすい」と、これは簡単。
「ここにコインパーキングがあって、本当に助かる」と言われるような商品でありたいと願っています。
また「キレイなコインパーキングは街の味方」だし「汚いコインパーキングは街の敵」です。
清掃には今後も手を抜かないし、清掃代をケチらないようにもしたいと思っています。
「入れやすい」はセールスポイントでもあります。
例え台数が少なくなっても「入れやすい」コインパーキングを設置していこうと考えています。